奇跡のシンフォニー
いつもの映画館、レディースデーの定番座席となりつつある1番後ろの端で、いつものポップコーンをお供に。
途中から作品に引き込まれポップコーンに手がのびなくなりました。
「奇跡のシンフォニー」とありますが、海外では「August Rash」がタイトル。
主人公の少年のアーティスト名です。
映画のはじまりから終わりまで流れる、美しく躍動感あるテーマ。
この音楽が終わらなければいいのに、
そんな陶酔した気分になれたのは、いつぶりかな。
いつまでも聴いていたいギター
いつもでも聴いていたい歌声、弦楽器・・・
心が浄化されるのがわかる
けれどそれだけでは終わらない。
心が躍動するのがわかる。
とてもよい映画です、そしてこの音楽を忘れたくありません。
最後のコンサートシーンの音楽も、途中の超絶的技巧のギターも
映画館での迫力サウンドも手伝って、ああ本当に心が震えた。
父親のギターと母親のチェロがさも同時に演奏されているかのようなあの編集の技巧にも。
映画の冒頭からしびれました。
物語の随所で聞こえてくるストリングス。
弦楽器というのは、なぜここまで躍動的で心揺さぶるんでしょう。
ストリングスだけではないのです。
迷い込んだ教会でのゴスペル。
とてつもない力強さと音楽の純粋な楽しさが溢れています。
随所随所に散りばめられた音楽が心をうつのです。
ガツンと、ツーンと、ドーンと、ドワーっと、じわじわと
どれでもないなあ、
ああでもものすごく大きな音楽の固まりが拳となって、わたしの心を揺さぶっているのがわかる。
頭が歓んでいる、心が歓んでいる、体全体で、血液で、全てで感じる。
だからずっとこの音楽を聴いていたい、と
人によって見方や感じ取り方は異なると思いますが
単なる音楽天才少年の話ではないのです。
音楽の悦び、歓び、喜び!
そういったものを感じる映画です。
よろこびがあふれ出してうずうずする感じ。
はじめてライオンキングを見に行ったときに歌いだしたくなった(笑)ときのあの高揚感に近いんだ!
でもそれとももっと違う、もっとすごいなにか。
『人類が持たされた最高の才能は音楽である』
と、Charさんが映画のコメントとして寄せています。
わたしが感じたのは、音楽はよろこびだということ。
音楽は僕たちの周りにあふれている。
ただ耳をすますだけでいいんだよ。
これは映画からのメッセージ。
主人公エヴァンが世界の音を聴き、書き上げた音楽。
絶品です。
今年1番の映画かな。
何がいいって音楽がいい。
もう一度見に行ってもいいなあ、久々です。
そんな映画。
最後に、弦の泣くような?鳴くような?音、
あれ、好きなんですよね。
あの音がすると心臓がキュっと締め付けられる感じがします(←いい意味で)

