米沢さんを最初に観たのは1980年代、
まだ小学生の頃でした。

当時は日本プロ男子ツアーが全国各地で開催されていて沖縄市にある沖縄市営体育館でOTV(沖縄テレビ)杯があり、福井烈さんが全盛期の時代でした。

そんな中で日本人離れした身体を持ち強烈なサーブを打つ米沢プロはカッコ良かった。
当時、定価15万円の破格ない値段で発売された
「princeボロン」を使っている米沢さんはそれだけでもちょっと異次元の人に見えていました。

それから20年が経ち、、、
アメリカはフロリダ州にあるIMGアカデミーで
米沢さんと初めてお会いしラケットのことを聞いたところ、「あんな硬いフレーム(ボロン)使うんじゃなかった笑」と会話が始まり、自身が対戦した中で1番凄かったプレーヤーに「メチージュ」を挙げていました。「ビッグキャット」の異名を持つ彼の
何処に来るか分からないストロークの素晴らしさを伝えていただきました。

それから、、、また20年が経ち
今回、インタビューを担当させていただきました。
たくさんの質問の中から観戦していて「楽しい」こと、先生やコーチの前でパフォーマンスするところは、他者認証欲しさがあるのでなかなか伸びていかないんだなぁ、と今のテニスの現場に居ても感じるところは多々ありました。

普段の生活の中にもお役に立てるヒントがあるかもしれません。


【前編】



【後編】