明けましておめでとうございます㊗️

今年もどうぞ宜しくお願いします。

 

2023年は、振り返ってみると、またもや個人的に激動の一年でした。自分事ではない他人事の揉め事に巻き込まれて、それでも自分軸に戻すことが出来た一年でした。

 

 

 

 

卯年の年男だったはずの2023年でしたけど、印象としては自分も周りもコロナが明けたとは言え、石橋を叩きながら、ブレーキをポンピングしながら様々な事に取り組む風潮が社会に強すぎて、グッと何かが前向きに行きそうなタイミングでグズグズする人がいたり、もう一つ行けばいいのにと思った瞬間に裏でブレーキを踏んでいる人がいたり、という中で、どうも迷いながらやっているな、というのを多く見かける感じでした。自分ごとじゃなくても他人事においても非常にスキャンダラスな事が多く聞こえてきたり、上手く行っていない事を上手く行っているように見せないといけない状況に追い込まれている集団が多く見えた一年でした。

自分の中では、コロナの要因が大きい、またはコロナが来たことによって善し悪しの価値観も変わったのだろうな、と結論つけをしています。

 

 

 

宮崎県のスポーツ産業化も、また新たなフェーズを水面下で推進しています。

 

 

昨年は「紫電清霜」という言葉の掘り下げをしました。

冷静さは終始あり、我慢強く、そして勝負強さを選手たちとは共有出来たと思います。

見た目は熱くないですが、中身は強烈に激熱に一戦一戦を闘いました。

ゲームをかなり支配する局面があり、全体感も非常に良いフォーカスが出来るようになって来ました。

日立サンネクサスの試合では、1943年ぶり?となる社会人タイトルを取り優勝したとの事で、もう何十年も休眠中だったチームに歴史的なシーズンをもたらす事が出来ました。連勝に連勝を重ね、下馬評では格上とのチームに対してもゲームの局面支配を全てにおいて勝てた事は来シーズン以降の自信になって来ると思います。

 

 

みんなでPSGvインテルの国際試合を観に行きました。

 

 

2試合の敗戦は、いづれもロスタイムまで日立サンネクサスが勝っていましたが、レフリングが試合終盤に介入して残念ながら最終スコアに直結し、勝つまでラグビーのような様相になってしまいました。特に細かいジャッジメントミスや一貫性の不安定には言及しませんが、レフリングが偏ることや試合終盤に興奮してゲームに過度に介入すること、この2点はリーグワンや大学でもいまだに散見されているので、もうそろそろコモンセンスに欠けるレフリングは2度とやらないくらいの強い意志を日本のレフリーグループに持って欲しいと思います。

チームもレフリーも成長無しでは、レフリーの年齢が下がって来ている事での経験値が足りていない現状からすると、ゲームスタンダードやゲームクオリティが下がることを止められないので、前向きなアドバイスとしてゲームナレッジの共有は大切ですね。

 

 

 

 

 

という2023年だったのですが、最初軽く振り返ってみた時は、前半部分と後半部分でまるっきり成果が違う一年だったと思っていました。

しかしながら、よくよくもう一歩踏み込んでみたらなかなか強烈な一年でした。

 

 

 

ゲームアウェアネスプログラム

戦略戦術、状況判断、ゲーム理解力、リーダーシップを日本唯一のコーチングプログラムとして2016年からスタートして、もう7年が経ちました。多くのチームを勝利に導き、社会教育と学習の内容も非常に濃くなって来ました。

戦略思考学習、戦略的学習も、マインドセットプログラムは新たな展開に入って来ているので、まだまだスポーツ界では唯一でとても進んだ分野ですが、そのうちに多くの人たちがどこかで聞いたことあるなくらいになって来ると良いと思います。

 

 

 

 

 

サッカー日本代表のディフェンダー伊藤洋輝も、またもう1段階のブレイクスルーをしていて、今季のシュツットガルトを再び救世主として連勝に導き、ドイツブンデスリーガの上位に引き上げています。

また、日本代表もワールドカップアジア予選が始まってくるので、そちらに向けてもう一つ成長を出来るように戦略思考学習に取り組んでいます。

 

 

ラグビー校のトライゲッター、スウィーティ選手

 

 

今年の3月には、渡英し、ラグビー発祥200年事業ということで、光栄にもラグビー校からレフリー招聘をされました。

非常に名誉なことで、前回、ラグビー校創設450周年事業にレフリー招聘されたことに引き続き、歴史的な場面に参加することが出来ました。

秋にはフランスワールドカップがあり、そちらには初めて関わりが無く、一観戦者として応援しました。特にワールドカップイベントにも積極的には足を運ばなかったので個人的には盛り上がりは無い不思議なワールドカップではありました。日本代表に関しては、もっとこうすればああすればを言う方々は周りにも多かったのではありますが、実際の監督・マネジメントグループの状況や背景を察すると、集中して打ち込める感じだったのかもわかりませんでした。

 

 

パラチームもメダルラッシュ

 

 

5月には、イギリストライアスロン代表のスポットコーチとしてワールドシリーズに呼んで頂き、難しい天候の中でオペレーションして来ました。本当に難しい環境でのレースでしたが、金メダルを連取し、オリンピックチーム・パラリンピックチーム共にだいぶ仕上がって来た感じでした。今後も関係性を深めて行くので、また新しい選手が出て来るのが楽しみです。

 

 

金メダリストのソフィーさん

 

 

 

さて、そんな昨年でしたが、今年の2024年は、更に紫を掘り下げようと思います。

 

「山紫水明」

 

さんしすいめい

 

〘名〙 日に映じて、山は紫に、澄んだ水は清くはっきりと見えること。山水景色の清らかで美しいこと。

 

 

 

 

 

自然なアプローチ、自然な活動、自然な成長、を終始して、ナチュラルに強くなって行く選手たちやチームが、その先にどんな景色を見せるのか、そういう事を通年で取り組んで行こうと考えています。

究極の自然=ナチュラルな中には、予想される景色と違う景色になる事が多々あります。

写真で見えた風景と肉眼で見えた風景の色合いが全く違ったり、見える奥行きや広さが違ったり、そこの知識や背景理解があると全然ニュアンスが変わって来たりします。

 

そこに期待して、そこに意識を持ちながら自然さ=ナチュラルさを求めて行きたいと思います。

 

そんなクオリアの共感が生まれるようなクオリアコーチングをレベルアップしたいと思います。

 

今年も皆さまにとってご多幸の一年となりますように祈念します。

 

左から藤中プロボクサー、マッスル井上、YURA、小玉センター長、T3

 

 

T🐘