こんにちは!

 

猛暑が続きますね。

災害的な暑さとか、沸騰しているとか、すごい表現で暑さを表現してますけど、地球的には氷河期という事で、氷河期の中で沸騰して来ているのか、と暑さでバグったかと思ってしまいます。

 

新しく始まった社会人ラグビーチームの大変革も数ヶ月経ちました。

活動の中では良いサインがたくさん出て来ています。

 

 

Credit to JERFU

 

 

 

 

選手たちも暑い中でも精力的に取り組んでチャレンジしています。

何に一番チャレンジしているかと言うと、

 

個人の成長

 

です。

毎回の練習と一週間の練習の強度とクオリティが日本一の設定でセッションをやっています。

 

 

Credit to JERFU

 

 

 

 

チームを強化する上でゲームにも直結する

 

「規律」Discipline 

 

ですが、具体的にここの分野に取り組んでいるチームはありません。

各スポーツ団体が主催するコーチ資格研修でも触れられる事がありません。

しかしながらハイパフォーマンスチームやタイトルを獲りに行くチームであれば、ここの重要性を避けては通れません。

 

規律の文化作り

 

については、かつては日本代表、その後は大学チームや社会人チーム、またはラグビー以外の他の種目のチームでやって来ました。

 

 

 

規律のエデュケーションは陸上自衛隊レンジャー部隊でも実施しました。

 

 

 

 

どういう事かと言うと、

 

ぼんやりと環境整備

 

するということです。

レフリーやバックルームコーチングスタッフという役割にて、セッションをやったりゲーム分析をやったりフィードバックのシステムを作ったりということをやって行きますが、私が他の人たちと圧倒的に違うのは、ルール説明会をしないという事です。

 

ラグビーの場合、ルールって重要じゃないの?

ルールの解釈や変更点の知識は大事じゃないの?

と、良く聞かれますし、他の監督やコーチからもルール教えて下さいとか、レフリングして下さいと言われることがあります。他のチームならやりますが、自分のチームでは一切やりません。日本代表でも長らく9シーズン関わってきましたが、一度もやりませんでした。

 

 

 

 

 

要は、

 

そこじゃない

 

からです。

 

私が日本代表に帯同した実績を真似して、この10年くらいでレフリーというチームでのポジションが流行ってきてほとんどのリーグワン、大学チームにはレフリー担当ができてきました。

そのレフリーたちが何をしているかはあまり興味ありませんが、一度も私が日本代表や社会人・大学チームで戦略的に規律の文化作りをして来たかは誰とも情報共有した事はありません。

 

まずは、ルール説明会をする・経験浅いレフリーの基準に慣れてしまうと、よりペナルティが増えたり、イエローカードやレッドカード連発のような結果的に規律の低いチーム作りに向かってしまう事を理解する事が大事です。

 

これを

 

道徳的危険

 

な状態と呼んでいます。

 

そうなっていないか様々なチームを見渡してみましょう。

 

次回は、規律の文化とはどういう事かを少し紹介していきます。

 

暑さに負けずに成長を感じてチャレンジして行きましょう。

 

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