新年明けましておめでとう御座います。

今年も、皆様にとってご多幸ありますように祈念します。

引き続きご指導ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い致します🤲

 

 

 

 

 

昨年は 

 

「慧眼無双」 けいがんむそう

 

を一年の言葉にし、物事の見極めをし、本質を見る力を養う事に意識していました。

多くの関わった選手たちや指導者たち、チームやプロジェクトは、コロナ禍の中でもなんとか無事に活動が出来、思考コーチングアプローチから素晴らしい成長と成果を産むことに繋がりました。

 

 

 

@British Triathlon Olympic team

 

 

 

Game Awareness Program も様々なチームや指導者に導入が広がり、スポーツインテリジェンス分野の確立に向けて理解を広げられて来ています。

まだまだスポーツコーチングが世界の9割以上がスポーツ心理学がベースになって展開されているので、感情にあふれるコーチングアプローチです。ゲームアウェアネスでは、コーチングのベースをフィロソフィー(哲学)ベースにして体系化=アルゴリズム化して展開しており、そこには大きな違いがあります。プログラム自体を出来るだけ無機質にし、感情でのアプローチよりも思考のアプローチにし、より思考を鍛えて活動でフォーカスしやすく強化して行きます。

 

 

@Norway Triathlon Olympic team 

男子金メダリスト クリスティアン・ブルメンフェンフェルト選手(中央)

 

 

 

 

 

例えば、”意識=コンシャスネス”という言葉についてもスポーツ心理学的な理解の仕方とフィロソフィー的な理解の仕方が違い、本質的に変わって来ます。スポーツ心理学的には、意識は状態であり、意識が訓練や反復運動で無意識化する、慣れの心理状態から無意識化へのステージに上がると捉えています。

フィロソフィー的には、意識は「あるのか?ないのか?」という問いをする事により、確かに何かがあると考えると、それは果たして何かと定義をする考え方をします。

 

 

 

 

@British triathlon Paralympic team

 

 

 

ゲームアウェアネスでは、意識の定義を、

 

「複雑なものを”シンプル”にする」

 

とし、これが全ての事に当てはまるのかの証明活動をしています。(またいつかより深い話は書くとして)

意識をする事がシンプルにする事だと定義つけられると、よりマインドセットされ、よりフォーカス出来、より強度を上げ難易度を上げパフォーマンスする事が出来るようになります。

 

 

 

 

このようなアプローチをして行くと、思考がより深まり、これまでにも見えてなかった事や、気づいてなかった事を多く体験する事につながり、まさに”慧眼無双”の目が開いた状態になって行きました。

 

 

 

 

 

年間を通じて関わった6チーム+αは、選手たち指導者たちが躍動したと思います。自らで色々な成果を勝ち取った自信が行動や表現に現れているなと感心しています。

特にオリパラでは、難易度の高いプロジェクトでしたが、代表チームは素晴らしい成果につなげ、宮崎県のスポーツ産業化の観点では多大な経済効果と付加価値の創造につながりました。

この2019年ワールドカップ、ワールドサーフィンゲームス、2021年オリンピック・パラリンピックのポジティブな流れを受けて、宮崎には8つの新設スポーツ施設が一気に建設され、2027年に予定している2巡目の国体開催も控えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は

 

「自主独往」 じしゅどくおう

 

を強く意識して、ゲームアウェアネスプログラムから戦略思考のマインドセットを中心に、関わるチームやプロジェクトの活性化を仕掛けて行きたいと思います🧠 

真のリーダーシップが問われる中、メディアでも書店でもリーダーシップに関する情報が並び、スポーツ選手や元スポーツ選手たちもリーダーシップを語っている場面をよく目にします。

 

 

@自衛隊総司令本部にての隊員教育支援を実施しました。

 

 

 

組織が動いて行く過程で、いくつかの局面やターニングポイントで正しい判断をする事が必要になって来ます。経験がすでにあり、この時はこうする。と、判断が決まっている場合はそんなに難しくはないと思いますが、経験値が低い場合や、難易度が高い判断は、全体のコンセンサスを持ちながら決定する事が難しいです。さらに、コンセンサスを持とうとする議論を重ねようとすると、経験値やプログラムも特に無い長くやっている人の中の声が大きい人が議論を支配しようとします。

そのタイプの人は、”べき” ”ねば”の論調に囚われていて、「言い切るスキル」だけを持っていてその場を押し切る事をやってのけます。

 

 

@ライフセービングクラブのチームアドバイザー就任

 

 

 

「決める」事が出来るリーダーシップが、これからの混沌とした世の中に求められていると思いますので、”協調” ”協力” の世の中の流れを作ったが為に組織が大型化し、人だかりで群がった状態だけの組織がモラルを逸した方向にいつの間にか向かって行かないようにするのが、今年に1年かけて掘り下げて行こうとする事です💡

 

 

 

まだまだ世界中は新型コロナウイルス感染で翻弄され、オミクロンの対応もまさにリーダーシップが欠如している事から色々な事がいたって分かりにくく、全体的な不安定感を生み出して危うい状況が続いてます。

いつが出口か分かりませんが、ご縁があり意志のある仲間たちとたくさんの喜びを生む一年になっていけば良いなと思います✌️

 

@宮崎少年ラグビースクールにも顔出してます。

 

 

 

 

T🐘