会話、議論、ミーティング、様々な情報共有から共通認識を高めて行きます。

強いチーム作りには、もちろんそこのクオリティがとても大切になって行きます。

 

よく観察してその会話を聞くようにしています。

どんな風に会話や議論が成立しているのか?

なにを軸に展開されているのか?

 

 

 

 

私は、その主たる内容がどちらを軸にしているのかを注意深く見ています。

 

アイデア vs  オピニオン

 

アイデアは、

 

▪️オリジナルなこと 

▪️解釈されて構築されていること

▪️混在したものがまとめられていること

 

*必ずしも全員がオリジナルアイデアを出せるわけではないと思うので、いわゆるコピーやパクリでなければOK。誰かに師事し、それを受け継いでいることも良質のアイデアだと思います。

 

それに対し、オピニオンは、

 

▪️逆説であることが多い

▪️ディベートのカウンターマインド

▪️エモーショナルで感情が中心

▪️断片的でまとまっていない

 

ことがあると思います。

 

 

 

JR東日本のエグゼクティブの川合さんへ表敬訪問しました。

 

 

 

アイデア「Idea」は、古代ギリシャ語の”イデア”を語源に持ち、形・物を正しく捉え、それが発展して美しさや着眼点を持った着想や観念という哲学的な意味にも発展して行きました。

 

アイデアの哲学的な背景を持つ意味合いの中には、それぞれのアイデアの中には、

 

▪️意志

▪️絶対的

 

な事が原則に入ってきます。

意志が入っているので、実際にその語る人がやってもいないことや達成してもいないことは、アイデアとして認めることは出来ないと思います。

また、絶対的ということで、主体的に明確に存在していて、他と比べることは出来ないようなものである条件になってきます。

 

 

陸上自衛隊総司令本部やお呼び頂き、教育や指導についてのアイデアをシェアしました。メダル授与に感謝致します。

 

 

 

オピニオン「Opinion」は、ラテン語で考えた事を意味し、それが意見とか評論とかいう事に発展して行きました。

 

オピニオンが強い人たちがよくいます。いわゆる声が大きい人が集団の中や、集団の上層にいると、とても厄介です。

自分ではノーアイデアだけども、人のアイデアにはカウンターする、または、自分の基準値の低い話題や経験談を誇張してリピートする。こんなことの繰り返しループにハマって行きます。

 

基本的に、オピニオニストは、

 

▪️体験

▪️経験

▪️相対的

 

という特徴や傾向があり、相対的に何かを比べながら、その時のノリで主張を繰り返します。

とは言え、多くの事柄はいくつか見比べたい場合も多いですし、セカンドオピニオンやサードオピニオンを取り入れると自分の中での知見以外の見え方が得られる場合もあります。この場合は、ある程度プロセス化したり、オピニオン選択を最終的にする最終意思決定の別のスキルも必要になり、それがないと逆に揉めたり混乱を生んだりします。

 

グループコンセンサスの原則で、5人以上オピニオンが集まると混乱を生むという大原則があるので、全くまとまりません。

 

 

 

 

 

 

 

強い集団を作って行く上で、私が大切にしている考えは

 

「BIG I 」

ビッグアイ

 

です。

 

集団の最終価値を作り出すためのプロセスですが、ここのプロセスを始める基盤には、オピニオンでは無く、私のアイデアでありプログラムがベースでスタートして行きます。

それが、最終的には求める価値の創造や、大きなインフルエンス=影響をおよぼして行くことが、戦略バックルームコーチングスタッフとしての強力な強みとして組織を強固にしてダイナミックに動かす機動力になって行きます。

 

その辺でされている会話、よく観察してみましょう。

 

 

 

 

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