【ソロモン流 本家本元】
暑中お見舞い申し上げます。
みなさま、こんにちは。
本日も立ち寄っていただき
ありがとうございます。
ところで、みなさま、「ソロモン流」という
テレビ番組をご存知でしょうか。
ソロモンとは、旧約聖書に出てくる
イスラエルの王の名前です。
(在位 BC970年~930年)
彼の父ダビデからソロモンに受け継がれた
統治、治世は、その国が最も繁栄した時代でした。
また、その名声は、当時の全世界に伝わり、
彼が築き上げ所有した財産についての
「ソロモンの秘宝伝説」は
映画、インディージョーンズの中にも
モチーフとしても出てきます。
ポールモーリアの
(・・・知っている年代の方はおられますか?)
「シバの女王」という名曲がありますが、
シバの女王が、ソロモン王のところに、
国を治める知恵を遠路、教えてもらいにきた
という物語も旧約聖書に記されています。
(列王記上 10章)
さて、これからしばらくは、そのソロモン王の
晩年に遺した名著、コヘレトの言葉をお伝えします。
尚、あえて、特別な解説はせず、聖書そのものを
引用しておきたいと思います。
国の栄枯盛衰、また、時、時代、国家を超えて、
人の抱える悲哀、普遍的な心情的テーマ
に想いをはせていただけたらと思います。
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【コヘレトの言葉 1章】
エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。
コヘレトは言う。なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい。
太陽の下、人は労苦するが、すべての労苦も何になろう。
一代過ぎればまた一代が起こり、永遠に耐えるのは大地。
日は昇り、日は沈み、あえぎ戻り、また昇る。
風は南に向かい北へ巡り、めぐり巡って吹き、風はただ巡りつつ、吹き続ける。
川はみな海に注ぐが海は満ちることなく、どの川も、繰り返しその道程を流れる。
何もかも、もの憂い。語り尽くすこともできず、目は見飽きることなく
耳は聞いても満たされない。
かつてあったことは、これからもあり、かつて起こったことは、これからも起こる。
太陽の下、新しいものは何ひとつない。
見よ、これこそ新しい、と言ってみても
それもまた、永遠の昔からあり、この時代の前にもあった。
昔のことに心を留めるものはない。これから先にあることも
その後の世にはだれも心に留めはしまい。
わたしコヘレトはイスラエルの王としてエルサレムにいた。
天の下に起こることをすべて知ろうと熱心に探究し、知恵を尽くして調べた。
神はつらいことを人の子らの務めとなさったものだ。
わたしは太陽の下に起こることをすべて見極めたが、見よ、
どれもみな空しく、風を追うようなことであった。
ゆがみは直らず、欠けていれば、数えられない。
わたしは心にこう言ってみた。
「見よ、かつてエルサレムに君臨した者のだれにもまさって、
わたしは知恵を深め、大いなるものとなった」と。
わたしの心は知恵と知識を深く見極めたが、
熱心に求めて知ったことは、結局、知恵も知識も狂気であり
愚かであるにすぎないということだ。これも風を追うようなことだと悟った。
知恵が深まれば悩みも深まり、知識が増せば痛みも増す。
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本日も、お読みくださってありがとうございました。
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