画像の貼り付け方を分からず、前回貼り付けたつもりの27年前のアトピー時の私の写真です(写真の日付見て頂くと1991.7.26ですね)。

 

久しぶりにアトピー関連の情報、民間療法を見ると皆さん苦労されているのが、とても分かります。

何より27年前の自分がそうでした。

ミキプルーン、尿飲用療法、クロレラ等々様々な治療勧められましたね。

 

アトピーの理解のために、まず皮膚とは何か?

これは、進化の過程で海から陸へ進出した生物が、体内に海を閉じ込めるためのバリアーというのが生物学的に正しい理解です。

実際、血液中のNa(ナトリウム)などミネラル分は海水と近似しています。

皮膚は海を体内に閉じこめると同時に、外から異物侵入を防ぐバリアーとして機能も果たしています。

 

そして先日ノーベル賞受賞された本庶佑先生のクラススイッチなどでも理解されるように、哺乳類は外的侵入を防ぐ免疫システムが驚異的に発達することにより、様々な環境に適応可能となりました。この過剰反応が免疫関連の病気としてアトピー、喘息などはよく知られた病気です。リウマチなどの膠原病も同じように免疫システムの過剰防御の病態です。

 

つまり、アトピーの本質は皮膚のバリアー機能の破綻により異物が侵入しやすくなった病態です。

分かり易い言葉で説明するならばバリアー破綻病です。

では、こうしたバリアー破綻が何故おこるか?

皮膚は常に代謝新生してますが、これが崩れると皮膚のバリアーは著しく粗造になります。

東洋医学的には、これを「おけつ」(お という文字正しい変換面倒にてひらがな表記します)という病態です。

これによりアレルギーを引き起こす異物の侵入が起こりやすくなります。

 

病態を簡単に言えば、血のめぐりが滞る病態ですね。

食生活も当然原因です。

ストレスなども原因となりえます。

 

当然ステロイドは皮膚のバリアー再生を担う薬ではありませんので、一時的な免疫応答による炎症を抑える薬にて治るはずないですね。

現在では免疫抑制剤の塗り薬もあり、本当に恐ろしいです。

免疫抑制剤は、本来臓器移植においては光明となる薬ですが、癌などの発生率も上がるでしょう。

確か添付文書にもリンパ腫の罹患率上昇の記載あったような記憶があります(私自身は、この薬処方したことないので間違っていたら訂正します)。

 

漢方が治すのは、こうした「おけつ」という血の滞りを正常化させ、皮膚のバリアーを再生することにあります。

なので、食生活含めた生活習慣の改善も当然セットで行わなければ、アトピーも再燃します。