ギター1本と歌と人生持って。

その場で火をつける。

あなたに届く炎なのか。

届かぬ自爆するだけのちいさな炎か。

勝負とかを超えていく。

そんなの当たり前。

勝つイメージ以外何が必要なのだろう。

だってそうだろ。

1番大切なのは。

ステージに立つ人間たち同士が。

勝っただの負けただの

勝負なんてやってるやつのライブが興味ない。

お客さんに関係ない。

竹原ピストルくんが

勝ち負けは、ないといってる音楽に

一度も心が動いた事がないと

歌ってらっしゃるが

もしおれはそれとはちがうなら

あなたの心は動かないのかも知れないけど

それはそれでも仕方がない。

おれはおれでも仕方がない。

でもきっと自分と同じような想いの詩の気もする。

(ちなみにピストルくんの事大好きです)

おれは勝ち負けはない、というよりは。

お客さんをどれだけ燃やせるか。

心の奥まで火をつけられるのか。

お客さんの帰り道を。

朝日の日の出にできるのかどうか。

できたら己の中で勝ちがある。

できなければ己の中で負けがある。

己の中に勝ち負けがあるだけだ。

どちらが、CD売れただのは

ちいさな悔しさや負けたくない、はあるけど。

それよりも自分に勝ちたい。

価値を撒け。

その自分の生きてる価値を

種のように撒け。

そこからいつか芽がでたら。

花が咲くまでまた旅が始まるだけ。

腐らすな。

腐るな。

花や葉や茎は腐ってもいい。

根だけは。

腐るな。

人に見せず握りしめろ。

泥を。

握りしめろ。

そこからだ。


花男