福島アウトライン。

 

マスミサイル、イナズマ戦隊、ユタ州、

そして自分。

 

4組での1日は、

わすれられない1日になりました。

 

 

 

 

いつもいつも、

アウトラインのライブは、

特別なものになってきた。

 

初めてきたのは、2005年だっただろうか。

太陽ツアー。

 

あれから何度もお邪魔し、

色んな思い出がある。

 

 

今では、出演者PASSのイラストも、

描かせてもらった。

本当にうれしいです、、

 

そんな大切な場所に、

この4組。

 

 

本当の話。

 

この2日間は、

きつかった。

 

ライブが終わるまでは。

 

いつになったら、

この苦しさが消えるんだろう。

みんなはバンドを続けてきたひとたち。

おれだけが、

バンドを続けられなかったひと。

笑っているけれど、

心の中では、ずっと闇の中にいた。

 

 

ライブ前。

吐きそうになりながら、

アウトラインの横の駐車場の車のうしろ。

誰にも見えないような場所に隠れて、

ゆっくり息をして、

空を見て、

柔軟体操して。

 

やるしかねえ。

と、

心に決めて、

ステージに立った。

 

他の出演者は、

まぶしくて、かっこよかった。

 

おれは、どうだろう。

期待を裏切った、

それでいて活動休止だなんて中途半端な決断しかできず、

ステージに立つなんて、

情けない。

 

そんな負の感情が、

一人で準備をして、

孤独な自分の全てを襲ってきた。

客席のみんなの顔が、さみしそうに見える。

おれは裏切り者、嫌われ者、バンドメンバーから離れ、

ひとりで歌う情けない、ずるい奴。

そんな感情がとにかくあふれてくる。

、、そんな気持ちになっていた、

暗い文章でごめん、これが本当なんだから仕方がない。

書かなきゃ嘘のブログになる。

 

きつかった。

 

みんなごめん、本当にごめんなさい。

ごめんなさい。ごめんなさい。

 

そう思ってステージに立った。

 

 

 

みんなはおれのライブ、

どう見えただろう。

 

中には、

情けねえなあと、

カッコ悪いなと、

想った人もいたと思う。

 

ただ、、

 

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歌うたび、

お客さんの顔がすこしずつ見れるようになって、

見てみると、

 

優しい顔してくれてた顔が見えた。

悲しい顔の人もいた。

いつもは前の方にいてくれたのに、後ろの方にいた人もいた。

 

ただ、

優しい顔をしてくれてる人も、

そうじゃないにしても、

そこにいてくれた人がいた。

うれしかった、

しっかりやらなきゃ。

と、歌うたび心に火が付いた。

 

 

こんな情けないブログ、

こういう文章、

もうなるべく書かないようにしようと思う。

ごめんね、もっと元気のいいブログ読みたいですよね笑

 

ここまで読んでくれてありがとう、

正直に書いていかないと、

言葉が浮かんでこなかった。ごめんなさい。

 

今の自分は、こんな感情とも付き合って、

その中でこその、光をつかみながら歌っています。

 

でも、、人生そんな時もあるんだろうと思う。

こんな自分だからこそ、作れる曲もある気がする。

この世界のどこかに、おれと同じような気持ちを抱えてる人がいたら、

その人のそばにいれるような曲を作りたい。

 

また1つ1つゆっくり歩いていきたい。

地に足が付かない時は、

寝っ転がってもいい。

空がきれいだなあって想えてる。

まだ死んじゃいない。

 

それにしても、、

この日の客席の空気に、たくさん救われました。

本当に本当にありがとう。

本当に本当にごめんなさい。

でもそれよりも、、ありがとうだ。

 

 

こんな気持ちも、どこかにあるんだけれど、

でも、

今までもずーーーーーと、

完璧に元気な時なんてなかった。

誰もがそうなんじゃないだろうか。

 

だからこそ、音楽がほしくなる。

歌いたくなる、

そうなんじゃないだろうか。

 

また福島にいきたい。

この日があったからこその、景色をみんなで作りたい。

絶対作る。

 

次にこの場所で歌えるのは、

11/16(金)福島アウトラインでワンマンライブ、

思い切って決めました、待ってます!

 

どんな時でも、

前に進もう。

そういいながら進めない時も、あるだろう、

でも、

どんな姿でも、

打席に立っていたい。

三振してもいい、見逃してもいい、

バット握って、打席に立っていたい。

 

 

 

いや、立ってるぞこのやろう!

今に見てろよ!、、って誰にいってんだろう笑

 

あーーーー、終わり!

しみったれたブログ終わり!

読んでくれてありがとう。

どうしてもブログは、なおさら本音になっていくので、

読み苦しい部分あったらごめんね。

このままじゃ終わらせねえぞこのやろう!

 

生きてる!

声がでる!

ギターが弾ける手がある!

歩ける足がある!

海がすげえと思える!

夕焼けがきれいと思える!

会いたいお客さんがいる!

大好きな家族がいる!

 

だからこそ、

もっともっとやってやりたいと思えてる!


この日、この4組でよかった。

福島でよかった。

またみんなに会いたい。

 

これだけあれば、

まだまだ歌える。

この日、おれのライブ見てくれた人を、

もうこれ以上、悲しい思いさせたくない。

おれがどんなに馬鹿にされても、

情けないと思われても、かまわない。

おれの事を好きといってくれる人を、

馬鹿にしたら許さない。

命の恩人だ。

あたたかい景色。

一緒に会いにいこうね!

1つ1つ階段登りながら。

歩こう!

 

 

花男