鹿児島から夜中走ってくれて、

熊本県の水俣に到着。

 

すっかり「ただいま」という気持になる町になりました。

ありがたい事です。

 

それと同時に、

過去にも未来にもない、

ひとつしかない今回のライブを心の中でずっと想う。

 

今回は、

大好きなおでん屋さんの、

「モンロシ」で歌わせてもらいました。

 

 

 

 

水俣ライブにはいつも、

足を運んでくれ、

応援してくれて、

家族のように接してくれるのが、

モンロシの夫婦のヒロシさんと紀子さんです。

 

 

 

おれはこの2人に、

たくさん救われました。

 

 

活動休止がほぼ決まっていて、

でもまだ誰にも話せない時に、

ライブが水俣でもあって。

 

もちろんモンロシの夫婦にも、

水俣の仲間にも話せず、

モンロシでみんなでご飯を食べた。

笑いながら話していたけれど、

本当はつらくて、苦しかった時間。

途中でお店をでて深呼吸したりしていた。

 

こうして書くと、

なんだか重たくなってしまうね。

ごめんなさい。

 

そしてその後、

活動休止後に、

水俣のみんなに会いに、歌いにいった。

 

ライブはもちろん。

楽しかった。

それはいつだって歌える幸せを想うと、

どんなライブでも。

 

そしてやっぱり、

その時もモンロシでご飯を食べた。

 

そして、おれは前回、

活動休止の事を、

話さず、モンロシですごした事を、

ごめんなさい、と謝った。

 

「様子がおかしかったもんね、辛かったね、

大変だったね、がんばったね、大丈夫。」

 

恥ずかしいのですが、

その場でみっともなく、

ボロボロボロボロ涙が溢れて、

なんだか、

涙が止まらなかった。

 

ずっと背中をさすってくれて、

なんだか、

活動休止後、

自宅以外では初めて涙を流す事ができて、

それこそ自分のページを1枚ゆっくりめくれた時間でした。

 

そのモンロシの紀子さんが、

その後、体調をくずし入退院を繰り返していた。

大きな病気と闘いながら。

その事をきいて、

(何か恩返しをしたい)

という想いが強くなり、

 

(モンロシでライブを決めたら、

その日まで、紀子さんががんばれるんじゃないだろうか。)

 

そんな気持ちが強くなった。

 

それと同時に、

いつもいつも、

大きな会場に、機材持ち込んで、

いそがしい中、

水俣の仲間たちが1日限りのライブを作ってくれ続けていた。

ど田舎行進曲にも、

その風景を刻んだ。

 

だからこそ、

みんなにすこしでも負担かけずに、

ライブをしたかった。

そして、生音のあたたかみを、

水俣のみんなに届けたかった。

 

いろんな想いが重なり、

ずっとお世話になっている、

まさしと、のぶくんと、諸橋さん、新田くん、

のぞみさん、たちに協力してもらいながら、

モンロシでのライブを決めました。

 

 

みんなにはやく会いたいな。

 

みんなが小樽にいたらいいのに、、なんて無理か笑

もっとたくさん会いたい仲間たち。

 

それに、鹿児島から、

BACKSKiDというバンドのシモンくんも会いにきてくれて、

うれしい時間でした。

 

そして何より、

ライブに会いにきてくれたみなさん、

ありがとうございました、

チケットは、地元のみんなのおかげもあり、

SOLDOUTでした。

 

 

暮らしツアーを一緒に旅している日本地図も、

ずいぶんいっぱいになりました。

いろんな会場の歌声や笑い声が聴こえてきそうです。

 

書いてくれたみなさん、

本当にありがとう!

 

 

ライブの後のモンロシでのご飯は、

今回は、おもいきり楽しかったです。

なんだかひとつ、前に進めた気持ちでした。

そしてまたモンロシで歌いたいなあと想いました。

 

共演してくれた、

のぶくんと、まさしも、

本当にありがとう!

2人は、

水俣の音楽をこれからも灯し続ける2人なんだろうなあ、

また2人の歌を聴きたいです。

ピストンロケッツのメンバーもきてくれてありがとう!

 

ライブの次の日は、

水俣でゆっくりすごしました。

心の深呼吸できたなあ、、

 

あー、まだまだ書きたい事たくさんです!

宿泊させてもらった、みかん農家の新田くんの家。

1日目はエアコンが壊れてて灼熱の朝を迎えた事や、

2日目は、エアコンつく部屋だったのですが、

まさかの暖房設定!またもや灼熱!笑

 

だったり、、あー、、楽しい時間だったなあ、、

 

水俣、

自分にとって、とても大切な町になりました。

 

 

水俣は本当に素敵な町です。

みんなも是非1度遊びにいってみてほしい町のひとつです。

ライブに合わせていつか是非!

 

暮らしツアー、水俣モンロシ、

ありがとうございました!

 

また歌わせてください!

 

 

花男