いつもライブの時ね、
太陽族スタッフのきーちゃんやあきちゃんが、
ライブ中に使用するお水に、
こうやってイラストを描いてくれます。

かわいいよね!

アンパンマンは、、だれだ。




花男でしょ。







というわけで、
2月5日は渋谷LUSHという、はじめましての場所でライブ。
太陽族として2014年最初のライブだ。



実はここ数年。
新しい年が明けてから、
最初のライブってものが、
なんだか個人的に、ぬるかった。

(ひさしぶりに音をだしたから、まあこんなもんか。)

そんなステージを自分でしてしまったなあという、
そして、それを許してしまっているダサい自分がいた。


どうも、それが嫌だった。
ふざけんなだ。

2013年でひとくぎりじゃない。
18才の誕生日に向けて(いつだかわすれた)
17周年の今年を(2013年末には、数えまちがえてた。)
全力で(説得力ない。)
かけぬけての2014年の2月がただ、そこにあるだけだ。


そんな気分で、1月をすごした。

ただ、(1月は太陽族はおやすみ。)

これ、実は本当によかった。
心の中の整理、これからの自分の人生、
太陽族でやりたいこと、目標、など、
整理整頓できた気がする。

いや、できた。

それで、
2月3日の今年初のスタジオ練習。
おれの作った新曲を合わせるという内容だったが、
おれは、2月5日のライブをぬるくさせたくなかったので、

「2月5日のライブ練習をしよう。」

と、メンバーに告げ、やる曲もだいたい決め、
スタジオで曲を合わせた。


その瞬間、

(ああ、楽しいなあ。)


って気持ちが、高校生の時にこのメンバーたちや友達と、
ライブやってたりしてた時と、あんまり変わってない感情が、
そこにはあった。

そして、1曲ずつゆっくりあわせて、
最初の休憩に入った。

朝5時までのスタジオ。

時計は2時くらいか。

そのあと、3時間。


作戦会議した。笑






結局その会議が、
大切な時間になった。
みんなにとってもそうじゃないだろうか。


バンドの将来の目標、
個人的な人生のぶっちゃけ話、
メンバーに対する不満、
今年やってみたいこと、
南相馬の花火のこと、
5月5日のこと、
3RDーMEETINGのこと、
バナナムーンレコーズのこと、
こまかく書くとキリがないが、
よくもまあ、あそこまでみんなちゃんと丁寧に話せたなって、
やはりメンバーが好きになった瞬間だった。


スタジオに入る前に、
気が狂ってんじゃねえの?
ってくらい、長いメールをみんなに送っていた。
おれ個人の太陽族への想いや、人生の話や、
いろいろだ。
新曲も12曲みんなに送った。


それをみんな、大切に受け取ってくれて、
その日の話し合いになった。

メンバーにはいつも感謝している。
メンバーという前に、男友達のおれたちは、
やはり、お互いを特別な感情で大切にしている。
正直、東京にきてから出会った仲間たちと、
どっちも大切だが、なにか色がちがう。

おれ個人の表現の仕方をすれば、
そいつを想ったとき、
石狩や銭函の、ドリームビーチのはずれの方の、
エメラルドグリーンの海が見えるんだ。
そこに続く長い砂利道を、自転車こいで進んでいる。

わかりずらくてごめん、おれでもよくわからないんだ。笑


おれは、感情で生きている方だなあと想う。
今度引っ越そうとしている町も、
高校生の頃から、
ここに住む頃、上京して人生がいちばん上手くいってて楽しい時間を迎える。
そうずっと想ってきた町に住む。

理由はそれだけだったりする。まったくあぶなっかしい。
引越し決まったらまた報告するね。



話はそれたが、
会議の後、おれたちは笑ってスタジオに入り、
KANATA、バスよとまるな、を合わせて片付けた。

そのスタジオは、
1時から5時までのほとんどを、
話し合いにあてたが、
音をただ鳴らすより、ずっと大切な時間になった。
(いや、練習するにはこしたことないのだが。)


そんな想いで、2月5日を迎えた。

なんだか、どこまでも飛んでいけそうな気持ち。
北海道のツアーの時間も、自分の心を抱きしめてくれていた。


2/5渋谷LUSHセットリスト

1裸電球
2ハッピーエンドじゃなくていい
3あきらめた夢の向こう
4バカ
5ベイビー
6name
7YOU
8千歳
9KANATA
 





ライブって、ここでは説明できない、
心の興奮があって、
何度もいっているが、
(会いにこい!)
だ。
会いにきたくなるような自分たちでいなくてはならないのだが、
お願いだから1度きて欲しい。








この日のライブもそうだ。
さりげなく宣伝。笑





そして、2月5日は、
竹原ピストルくんとひさしぶりの共演。





この写真は以前、福島で撮影したもの。
ああ、写真撮るのわすれたなあ。

でも、札幌のベロデカでライブがやりたいことや、
北海道いつか一緒にライブして回りたいなあとか、
そんな気持ちを伝え、またねを。


ピストルくんの曲で、
「おれのアディダス」という曲があり、
松本人志さんに感謝の気持ちを込めて作ったという曲だった。

映画「さや侍」の舞台挨拶で、
「才能があるものが評価されないのが悔しい」
と、ピストルくんの事を語り、涙したことを、
おれは一生忘れない。と、歌っているこの曲は、
おれの中で、強く響いた。

おれは、感謝を込めて作る曲を、
作るとしたら誰だろう。

たくさん浮かんでくるけれど、
松本人志さんが、
ドサ回りからひっこぬいて、銀色の世界へぶち込んでくれた、
そう感謝しているピストルくんの詩に、
おれは誰をかさねるだろう。

そんな歌を作れたらいいなと思う。
ブルーハーツ、現サンダービートの、
梶くんだろうか。
そしてアナーキーのマリさん。

お金がなくて、CDも作れなかったおれたち、
マリさんの奥さんがお金かしてくれて、
梶くんは、朝から夜中まで、スタジオ一緒に入ってくれた。
そして「男の子」を作り、
タワーレコードを紹介してくれたのも、梶くん。

それがなければ、
今がない。

今度、作ってみようと思う。




そんな今の感情を書いて、
おれは、ご飯を作って食う。
このブログを書くまで飯食わないと決めたおれは、
昼飯も食わず、3時間書き続けてた。
もうだめ、おなかすいた。
誰か作ってよう。

2月5日、誘ってくれた宮川ありがとう、
次の日のシェルターも、曽我部さんのカフェも、下屋根も、
いい時間だったなあ。
そしてパンパンの塔(素晴らしかったなあ、、CD買わなかった事を悔やむ。)、
そんでピストルくん。北海道で共演したいなあ。馬賊ってもうないのかなあ。



読んでくれたみんな、1番ありがとうな。


そんじゃ、
またね!


花男