写真は、大船渡での宿泊先。
  何度もお風呂でお世話になってきた「丸森温泉」
  この日、、はじめて祝宿泊。おめでとう自分。
  


  KESEN ROCK FES
  みなさん、気仙沼じゃない事をまず、お伝えします。
  (はい、正直ぼくも最初は、宮城県気仙沼でのフェスだと想ってましたよ。


  友達からも多数、
  「気仙沼フェス、がんばれよ!」
  とメールがきました。でも、気持ちはわかる。


  でも、ちがうんです!
  岩手県の大船渡、陸前高田、住田町を「気仙地方」といい、
  その土地の有志が立ち上げた、FESなのです。

  ちなみに、いずれ必ず、気仙沼にもライブしにいきたいと思っています。)


  ちなみに、けせん、という言葉は、
  アイヌ語からきているという説もあり、
  なんだか、、縁を感じます。

ケセ keseが末端、モイ moiが入り江で、
「南端にある入り江」を意味するケセモイからきているという説。
戦前、気仙地方の教育長を務めた金野菊三郎がとなえた。
別説ではケセモイは「静かな海」の意味ともいう。
いずれも戦前の古い説である。


そしてぼくらは、初日の1番目という出順で、
先頭打者ホームラン狙って出演させていただいたのですが、
ステージに向かっていく瞬間、すでにうるうるきていた自分がいました。

いろんな景色を思い出していた。


震災があった年は、開催されなかった事、
大船渡での、震災前からの思い出。
震災後の大船渡の暗闇につつまれた町、
手がつけられていなかったがれきだらけの道。

思い出してたんだ。
悔しさだらけで、歯を食いしばってばかりいた、
震災後の、高田、大船渡、大槌など沿岸の景色。



















そして、
大船渡FREEKSの当時はこんな景色でした。










建物のほとんどが、
津波につつまれた。



















それでも、
















ライブハウスができた。










たくさんの楽しい思い出を、
作りながら。


そして、被災地でのロックフェスとして、
2年目に入ったKESEN ROCK FES。


そんな景色たちを思い出し、
ステージに向かったんだ。

出演できて本当にうれしかった。
自分たちの音楽を抱きしめて、
会いにいけたのが本当にうれしかった。


様々なバンドが、様々なライブをしていた。
そして、出演者の中で、
最年少バンドが、「太陽族」だった。

若手だぜ、やった。

年齢はさておき、
いろんな人と話し、つながれたのも、
本当にうれしかった。
the band apartの原さんを紹介してくれた、
ブラフマンのTOSHIーLOWさん、
打ち上げで、the band apartの栄ちゃんと話せたり、
ストレイテナーのホリエさんや、ホルモンのメンバー、
10-FEETのTAKUMAくんや、マンウィズのメンバー、
MUSIKAを立ち上げた鹿野さん、シモンさんや、風とロックの箭内さん、
そして、TILITILIのみんな、
みんな、そうそうたるメンツで、声かけるの、勇気が必要だったけれど、


えい。

と、声をかけまくった。
そしたら、みんな、
めちゃくちゃ優しかった。

TOSHI-LOWさんは、太陽族Tシャツ着てくれた。







、、、

いつも、おっかな、、いや、やさしいTOSHI-LOWさん。
ありがとうございます。



そんでぼくたちは、ブラフマンのTシャツを着た。






若手っぽい行動。笑






写真は、トリの10ーFEET。

みんなみんな、
すごかった。

正直、
うれしさやくやしさや、どばどばでてきて、
言葉にならなかったけれど、
なにかが自分の中で火がついたのが今でもわかる。


遺影をたかくたかくあげながら、見ている人もいた。
子どもが書いた似顔絵を持ちながら、ライブを見ていた人もいた。
最前列で、泣きながらじっと見つめている人もいた。

おれは、音楽はやはり、
生きていく時に、必要なものなんじゃないだろうかと思う。


すくなくても、おれには、
毎日食う飯と同じ、もしかしたらそれ以上の、
恋人のような、家族のような、
存在だ。







東北ライブハウス大作戦ブースに、
飾っていただけた、太陽族 花男コメントと、陸前高田のBAND、
「TILITILI」のやすくんのコメント。

KESENに呼んでくれたのも、
「ちりちり太陽文庫」を一緒に考えたのも、
陸前高田の仮設住宅にライブをしに一緒にいったのも、
冷蔵庫がない中、氷を入れて飲んだぬるいビールも、
真っ暗だから、懐中電灯振り回して待ち合わせしたのも、
泊まる場所なくて、家族が住む仮設住宅に、いっしょに泊めてくれたのも、
この、
やすくんだった。

あと、沖縄顔の沖縄さん。(FREAKSの店長さん。)

TILITILIのメンバーも、
大好きだ。



書ききれない、なんか長くなってしまう。
もっとシンプルに伝えたいのだが、
言葉がおおくなってしまって申し訳ない。

やはり、大船渡は特に、
震災前から思い出の場所がたくさんあり、
もう、その思い出の場所は、
流されてしまった場所もたくさんあるんだけれど、
今こうして、楽しい思い出をまた、
作っていけている事が、
本当にうれしい。




来年も開催される事、信じて、
1年間がんばっていこうと思う。


KESEN ROCK FES
ありがとうございました。







そして、
きのうは仙台HOOKで、
ライブだったんだ。

STANCE PUNKSの、15周年ライブ。

4バンド出演の中、
スタパン、20曲くらいやってた!すげえな、ワンマンだよあれ。笑


仲間たちが、仙台に会いにきてくれた。





来年の南相馬でのFESの実行委員の仁くんたちや、
この日、東北でワークショップできていたという、
大好きな梶原さん。

2日間のワークショップの中、
「FUKUSHIMA 花火募金 たまや」

を「福島カモーンズ」のみんなが集めてきてくれて、
その封筒を受け取った。


7月13日 郡山ピークアクション
7月14日 石巻ブルーレジスタンス
合計15193円

うれしかった、、
しっかりと受け取りました!

KESENでも、2日間募金を集めました、
仙台HOOKも合わせまして、
合計33145円


今日までの東北の旅で、
合計48338円

集まりました!

みなさん、ありがとうございます。
また、入金後、
合計金額お知らせしますね。

ニコチンのビークくんも、
ソロライブ時に集めてきてくれたり、
今度、9月1日の帯広グリーンパークの弾きがたりライブの、
チケット代の1部は、花火募金に回してくれるとの事や、、

本当にうれしい。
福島の人が、すこしでもよろこんでくれる顔が、
うかぶと、がんばれる。





福島カモーンズのみんな、ありがとう!







仙台は、雨あがりだった。

虹の中を歩いているような気持ち。







仙台ライブ、1番手をやってくれた、
ムスリムホット、ありがとう。
路上で飲んだビールうまかったなあ。

チェリーコークスも、かっこよかったなあ。




IMG02693.jpg


バッチのおかげもあり、メルマガもたくさん登録してくれた。
(登録している方は、物販にて!)




祭りの後のKESENは、
またな、ありがとなって笑ってた。






KESEN限定音源も、
たくさんの人がよろこんでくれた。
パネル作ってきてくれて、
ありがとう。あきちゃん。

それに、照明と物販できてくれた、
きーちゃん、運転&物販&盛り上げ隊長できてくれた、とだちゃん、
写真撮影できてくれたとんちゃん、
映像記録してくれたフクちゃん、
本当、大好きだ。

これなかったバナナムーンを支えてくれているみんなの事も、
想いながら歌ったよ!





そして、
おれの中で、
この旅で、
いちばん心をうばわれたのは、





























陸前高田のマスコットキャラクター、
「ゆめちゃん」
でした!








か!
わ!
い!
い!













それでは、、

次回大船渡FREAKSで会えるのは、
8月21日!
花男弾きがたり!


そして仙台は、
明後日のカメハウス!
(チケットのこりわずか!)

バンドは、
8月24日の仙台JUNKBOX!
ブギージャックとの2マンライブ!

スタンスパンクスとは、
21日に大阪十三ファンダンゴで2マンライブ!
(チケットおいそぎください!)







待ってるね。


音楽と自分の心と体で、
やれるとこまで、
信じて進んでいこう!

人生は、1度きり。








またなー!


花男