すっかり書くのがおそくなってしまった。
福島ライブのこと。
実は、ワンマンライブとしては、
かっこいいのか、かっこわるいのか、
ずいぶん前からこの日のことを、
想ってすすめてきた。
おれたちでは、ずーっと前から作戦考えていかないと、
お客さんがなかなか入らないのである。
(もっと大人気なバンドは、もっともーっと前から、
ライブ日程考えていたりするとも思うのだけれどね。)
その中でも、福島のみんなに、
たくさんの人に太陽族の音楽を届け、
そして、すこしでも知ってもらい、
せっかくのワンマンだ、たくさんの人に見にきて欲しいじゃないか。
おれたちなりの全力で、
がんばったのだった。
それと、アウトラインの阿部さんの協力もあって、です。
(よくよく考えても、、太陽族の音楽、まちがってないと思うからさー、
人間として、欠陥ある部分はおれはいくつもあったとしてもだ、
音楽は、聴いてみて欲しいですよ。)
福島第4小学校のみんなや、24時間テレビでの出会い、
南相馬での出会い、郡山での弾きがたりでの出会い、
インストアライブをやらせてもらった、エスパルやツタヤのみなさん、
奥会津の高校のみんなや、お祭りで戸田ちゃんと手作りのチラシ配ったり、
そして、aveさんとの出会いや、他にもたくさんだ。
出会いが、背中を押してくれた。
おれも、負けじと背中蹴っ飛ばすようなライブやるぞ、
そして抱きしめたい、見えない傷を、
医者じゃ治せないもの、音楽しか動かない心、
そんな事を信じてやってきた、震災後の音楽活動の、
すべてをこの日にだしたかった。
と、長くもっと長く語ってしまうほど、
想いが強かった。
その想いを抑えるために、なんにも考えないようにしたり、
むりやり明るく振舞ったりしたくらいだった、
いろんな景色や人の言葉、
振り返ってた。
そして、ライブ直前までひとりでぼーっとして、
aveさんの歌を聴いたら、
すこし落ち着いて、
楽屋に入って、だんだんものすごく楽しみになってきて、
最終的には、
力むことなく、自然体でライブができた。
自然体が一番なんだ、最近の自分は特に。
カッコつけることも、演技することも、ない。
SHOWじゃない、
エンターテイメントとは思っていない。
生きている人が、ステージにいて、
それだけだ。
その人たちに会いにきてくれている人たちと、
心も体も抱き合うかのような温度が、
そして、そこで予定調和ではなく、
突然起こるライブならではなことが、好きだったりする。
全曲新曲だ。
福島のお客さんの前で、
「南相馬の、相馬の海沿いで、いつか野外ライブで歌いたい。」
ってMCしたら、叫んでたお客さんがいた。
その声聴いて、胸が熱くなった。
放射能は目に見えない。
でも、
未来だって目に見えないさ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130109/04/taiyouzoku/f6/af/j/o0800053412369175949.jpg?caw=800)
2011年3月11日に、
未来を想って、こんな景色をワンマンライブで、
見れると、太陽族としてのライブで福島で見れると、
思っていなかった、2011年の震災前に、
ぼくらは数年ぶりに福島にきた、というバンドの状況だった。
それからの毎日を思い出すと、グッとくる。
今では、福島県の地名を記事などで読んでも、
町の風景が、ずいぶんリアルに浮かぶようになった、
ちょうどきのうのニュースだが、
南相馬に室内プールが、1年10ヶ月ぶりに再開された。
放射能問題で、運動不足だった子供たちのために、
熱望されていたプールが、再開された。
(被災地は、まだ大変なのか?)
って言葉を時々きくけれど、
気持ちはわかるけれど、
(気になるならアンテナ張って、自分で調べてみて欲しい。)
そういう気持ちになるのが正直なところ。
でも、それ以上に強い気持ちは、
伝えられること、おれでよければしっかり伝えていきたいなということ。
ふんばろう東日本支援プロジェクト アマゾン欲しいものリスト
http://wallpaper.fumbaro.org/fks-branch/amazon/amazonwishlist
復興に向けてがんばり続けている友達たち
復興食堂サイト
http://www.iwate-fs.net/
おれもTシャツ着ている、
自立支援プロジェクト
http://www.nbc-sakusen.com/
いろいろ書いたけれど、
日本中、世界中、
自分の生活が大切、守りたい人が1人いる、
それがいちばん。日常生活が1番だ。
家の中の事でみんな必死さ。
どこに住んでいても、おれだってそうだ。
その上で、
知らないより知る、だし、
行動できること、あればしてみるのもいいと思う、
ただおれは、、みんなのおかげで、
みんなのおかげでなんだけれど、
いろんな町に歌いにいける今がある、
だから、町を見てこれたし、
家をなくした人、大切な人をなくした人と出会ってきた、(共にすこしだけれど。)
その時、
いわれる事のおおかった言葉は、
「現状を伝えてください。」
だった。
今日は震災の事を言葉にして書きましたが、
書いても書いても、止まらなくなる。
このへんで今日はやめようと思う。
ひとついいたいのは、、
一度、福島県でライブ見てほしい。(もちろん他の町も同じ気持ちですが。)
2月以降、ぼくらは、福島でライブがいくつか決まっている。
まだ発表できないのも含め。
2月9日の福島プレイヤーズカフェの花男弾きがたりと、
2月24日福島アウトライン、
きっかけになれないいなと思う。
第4小学校にも、
毎日といってもいいくらいいきたい。
(毎日いったら、子供たちに笑われそうだな!笑)
そして阿部さん。
ありがとう。
きてくれたみんな、ありがとう。
東北にいきたい!と、
いつも以上に力強く連絡くれるスタッフのみんなも、
ありがとう。
2013年の3RDーMEETINGも、
支援できる内容を考えているので、
力かしてくれな!
2013年も、引き続き、
福島ライブイキまくる予定なので、
覚悟しておれ。
読んでくれてありがとう。
おやすみなさい。
花男