茨城県の、筑西市という町にある、茨城ブラックハニー。

はじめまして!


車で運転していたぼくは、

高速を降りて、もうすぐつくかなあ、、と思いきや、

高速を降りてから、目的地は数十キロ先。

景色はたんぼ!たんぼ!時々信号機!たんぼ!

ぼんやり、北海道をおもいだすくらい、のどかな景色。

ああ、旅行っていいなあ、、

いやいや!ライブ!ライブ!


これから先、ブラックハニーへ、東京方面からいく方は、

ぜひ、道のりも楽しんでください。

ライブハウスまでの道のりが、まず心のスピードをゆっくりにしてくれた。


そんでもって、ブラックハニー到着!

ライブハウスの裏の駐車場で、キャッチボールをする対バンさんであろう少年!

そしてみんな、キラッキラの笑顔で、挨拶してくれる。

「よろしくお願いします!」


そして、今回のライブにお誘いしてくれた、店長の田村さんにも会えた。

今回は、太陽族ホームページの「ライブのお誘いはこちら★」という項目があるのだけれど、

そこからメールをいただき、ライブが決まったのであり、

なんというか、ラブレターの返事をわたしに、会いにいくような気分。

「よろしくお願いします!」


出演者は、UNDER♂MANTION、THE APRON
THE DUMBBELLS、たよしの(千葉)そして太陽族!


全バンド、ライブ見ていたのですが、

なんだか、この町に、ライブハウスがなければ、

また、ちがう町までいかなければならない、そしてそこまでが遠く、

お客さんも友達も、気軽にはこれない、集客がむずかしい、バンドやりたいと思う人が増えない!

、、と、おおげさに書きましたが、そういう町に、

「おれ、、バンドやりてえ!」という少年少女は、たくさんいるはずだ。

そこで、ブラックハニーのようなライブハウスが、近所にできたら、

「おお!あそこでライブやるべや!ほら、ワンダーグーのとなりよ!」

(ワンダーグーとは、茨城にある、本やCDを大量に置いてある、あついお店。)


その会話が大切なのだ、とぼくは思う。

「あ、あそこねー!なんかいつもドカドカ音が聴こえてきて、なにかなーと思っていたのよ、うん、いく!」

と、女子がきてくれて、男子はそこではりきって、、

話はズレたが、とにかく、県庁所在地や、大型の都市以外に、ライブハウスがあると、

ぼくは、なんだかワクワクする。

そして、今週23日にいく、「秩父長橋楽器3F」もそうなのだが。

埼玉県の山の方にある、温泉があたくさんある、町。

(秩父が好きなぼくは、たまに温泉に入りにいく、いや、いい町なんだよほんと。)


キャパシティーは、70人入ればソールドアウト。

ちいさなライブハウスだ。

地元のバンドや、初めてライブをするバンド、初めてツアーをやるバンドにも、

やさしい大きさだ。

ここも、おれにとっては、大切なポイントだった。


で、太陽族の前に演奏していた、

アンダーマンションのボーカルさんが、

「いつかなあ!おれたちは売れて!このブラックハニーをでかくしたライブハウスもつくってなあ!

、、田村さんに恩返しすんだよ!」

グッときた。


太陽族のライブが始まった。


暑く空気のうすい客席とステージは、

1曲目から、アンコールのような温度。

迎えてくれた対バンのみんなや、

この町の方々や、遠くからきてくれた人たち。

その空気が、1曲目が始まった瞬間からすごくて、

おれは、歌いながら、心の中で笑ったり泣いたり。


そして、客席もステージも、全力でライブは終わり、

神戸ライブを、次の日に迎えるぼくらは、

はやめに帰らなけれ、、打ち上げに参加。


ドラムのりょうのブログにも書いてあったけど、

その場所もまた、素敵な場所で。

田村さんの後輩がやっているという、

お好み焼きやサンの「とどろき」。

店長さんも、従業員さんも、やさしくて、、ああ、この店が家のそばにあれば。

そこで、全バンド出演者での、打ち上げ。


帰り際に、お店のカベに、でっかーい絵を描かせてもらった。

それと、サインと。

うれしかった。大切に描かせてもらった。


また、次くる時が楽しみだなあと、みんなとさみしいけど、

バイバイをして、東京へ。

すこし寝たら、神戸に出発だ。


ありがとうブラックハニー!


そして帰り道に、ネーネーズや、CHARAや、

この日見にきてくれた、ケンタという友達の音楽を聴きながら、

ゆらゆら帰った。たんぼ道は、真っ暗で、まるで宇宙のようだった。

雨が窓にあたる、それは流れ星のように。

あしたもがんばるぞ。



花男★



さあ、携帯電話、、さま、機嫌を治しておくれ。

写真は後日、載せますね★