太陽族花男のオフィシャルブログ「太陽族★花男のはなたれ日記」powered byアメブロ-090331_2028~001.jpg
この桜は、原宿にある、東郷神社の桜。
おとこらしく、力強く咲いていました。

東郷神社は、原宿の図書館のうらにある、
まるで原宿や都心の空気を感じさせない、
みどりが気持ちのいい場所です。

太平洋戦争での、できごとなども、知ることができる場所。

特攻隊ときくと、
鹿児島の知覧から飛びたった、
飛行隊を思いうかべることが多いのかも、と思いますが、
空だけではなく、
海にも、潜水艦に乗った、特攻隊は存在していました。

原宿の東郷神社では、
太平洋戦争の、
特に海でのできごとを、
すこしだけ知ることができたりします。

原宿の竹下通りも、
渋谷へぬける、
明治通り沿いも、
キャットストリートも、
大好きだけれど、
そんな東郷神社も好きなのです。

図書館もおすすめです。
とくに地下の食堂!
カレーやラーメン、丼類が、300円代なんだよ!
じつは、よくいきます。

なんでかわからないけど、むかしから原宿、好きなんだよなあ。

東京をきらいな人の気持ちは、
すごくよくわかるけど、
すてきな場所もたくさんあります。

今日も、東京の北区になるのかな?大正時代に作られた、
旧古河庭園をさんぽしてきました。

和、洋風をあわせた、モダンでレトロな建物と、
様々な花、池の生物、
鳥が集まる、
気持ちのいい庭園があり、ゆっくり散歩してきました。
桜がまるで、
ピンクの雪のドレスをきた、お姫さまのように、
空で踊っていました。

なんだか、
話がふくらんでいますが、ぼくが、今回のブログで書こうと思ったのは、
岡山でのライブ、なのです。

大好きな矢野絢子さんとのライブ。なのです。

出会いは、19になったばかりのころだろうか。
10年前。

高知県でおこなわれた、
お月さん桃色祭り、
という、さまざまなアーティストが集まる、
手作りな、人のぬくもりをそばで感じるイベントに、歌うたいとして参加したのが最初で、
その際に、矢野絢子さんは、
モナカという、大久保和花さんとのふたりぐみで、
同じく参加していた。
記憶によると、坊主頭だったと思う。

ぼくは、このイベントに、2年続けて参加させていただいたのですが(2年目は、ぼくがベースボーカル時代の太陽族。)、
モナカも、2年続けて、参加されていたと思う。

モナカのライブを、ゆっくり拝見して、
はっきりと覚えているのは、2年目のライブ。
天気もよかった、真夏日だった。

ただでさえ、このイベントは、
自由で放浪な、
旅人を集めたような、
独特で、個性的な人間が、日本、というより、
アジアを感じさせるにおいを、
プンプンとさせていて、
刺激的で、
おもしろい人たちが集まっていたのですが、

いちばん印象にのこっているのが、モナカのライブでした。

でも、話しかける勇気もなく、
音源がほしかったけど、
なんだかあまり覚えていない。
ノックアウトされて、そのままだったのかと思う。笑また会いたい、また会いたい、
またライブがみたい、、
そんな想いのまま、高知から当時住んでいた、大阪まで、
原付きバイクを走らせました。

彼女たちは、
高知の人間で、
メキシコシティー(現、歌小屋の2階と表記してよいのかな。)という、
歌小屋や、
高知の商店街で、
ちいさなピアノと、
ギターで歌っている、
という話だけは、
どこからか、
酒の席や、
友達からきいていた。
いつか会えたらなあ、と、そう想っていました。


あれから、数年たち、
家のそばの、レコード店で、
心つかまれる歌をききました。

だれとは知らず、店員さんにきくと、
1枚のCDを告げられて、
見てみると。
歌小屋の2階より。との言葉が。

え、、

タイトルは、ナイルの一滴。
歌い手は、矢野絢子さんでした。
あの、矢野絢子さんだったのです。

うれしい再会でした。

またあの日の景色が頭にふわりとうかびつつ、
それからは、アルバムはもちろん手にいれて、
ライブも足をはこび、、

ドキドキする毎日をすごせました。
ぼくは、矢野絢子さんの歌は、
大好きな町のすべての季節を愛するように、
どの曲でも好きなのですが、
高知やまだ見ぬ世界の、
でも、すぐそばにいてくれるような、
景色がうかんでくる、
そんな言葉づかいたちと、気がつけば、耳ではなく、心で聴いている、、
そんな歌たちが、
どんどん好きになっていったのでした。

そしてある日、ぼくの誕生日。
岡山モグラの店長、三二さんから電話があり、
「花男に誕生日プレゼントあるんだ。」
そして電話をかわったのが、
矢野絢子さんでした。


それから時はすぎて、季節は変わり、
あいかわらず、
矢野さんが好きなぼくは、おもいきって、
岡山モグラでのライブに、矢野さんをさそってみた。
そうして、あしたを迎える。


楽しもう、おもいきり。
そんな気持ちです。

あすはぜひ、1日を楽しみにきてください。

いつも、太陽族を見にきてくれる人は、
はじめからきて、
1日を楽しんでくれるから、
なにも心配していないし、もちろん、楽しみ方はじゆうなんだけど。
あすは、大学生のころにライブをした以来、モグラにいくといっていたよっくんの歌うマスミサイルと、
矢野絢子さんと、
そして、太陽族に会いにきてください。
お待ちしております★

まるとりょうが、はじめておとずれる場所。岡山、高松、福岡、大分。
そんな場所で、4人でライブができる。
それもとても楽しみなんだ。

花男★

BGM★矢野絢子「かなしみと呼ばれる人生の優しさよ」


それにしても、今日は、
お月さまがきれいだ。
みんなの町でも、
見えるかな。
見えていたらいいな。

花男★