はじめまして花男です。
そんな気分です。
太陽ツアー終わってから、
頭の中真っ白でした。
でも今日、札幌の友達に
「最近日記書いてないっしょー」
って言われ、
なんだか目が覚め、た、、です。
もう、ツアー終わってからそこで停止してました、人生が。
はっきり言って不器用なんだろうけど、それほど出しつくしたなという、
そんな結果の真っ白状態でした、、が、
今日から目を覚まし、次に向かって歩いてみようと思います。
太陽ツアーがあったからこその自分に会うためにも、、ね。
沖縄でもらったみんなからの手紙や、
太陽族の秘密基地に送ってくれた手紙を読んだ。
幸せです。
初めて手紙をもらったのは、
もう何年も前のことだけど、
今でもその時と同じ嬉しさがある。
バンドをやっててさ、
曲を聴いてくれるだけで奇跡なのに、
その想いを手紙に書いてくれるってのは、
すげぇ事だ。
みんな、ありがとな。
今日は「シケモク」ってバンドのギターボーカルの風太が俺の家に遊びに来た。
今はいびきかいて寝てます。
お互い新曲が出来たって事で、聴かせあっこしてました。
そう、今日新しい曲作ったんだ。
タイトルとかどんなになるかわかんないけど、
夕焼け空の曲です。
俺は朝日の歌じゃなく、
夕焼け空の曲を作っていく人なんだろなと思ってます。
どっかの偉そうな雑誌のライターが、
ある売れている今の時代の最先端を行くバンドの事を、
「彼らは朝日の歌を歌うバンドだ」
と言ってたが、
俺はなんだか違うみたいです。
夕焼けの歌を歌う人みたいです。
夕焼けは魅力的です。
セクシーです。
サヨナラなのに、どこかの街の朝を照らしてやがる。
ずっりーの。
でも、あのせつなく胸がちぎれてしまうほどに、
暗闇へのオレンジ色のサイレンを世界中に鳴らし切り裂く様は、
俺は大好きです。
暗闇を越えて朝を迎えて、また夕焼けを見るまでは生きてやるんだって、
そう思えるほどです。
あー風太、目覚ましがなってっぞ！！
起こさなきゃ、、
なぁ、
もうすぐ新曲がみんなのもとに届くかな。
手元に届いてくれたらそりゃ嬉しいけど、
少しでも心の中に届けたのなら、
そんな嬉しい事はない。
ラブレターを書いて、
ＯＫをもらった気分と同じだと思う。
みんなの家のいつも大好きな曲を聴いているスピーカーの仲間入りが出来る瞬間に、
今からドキドキしてます。
早くライブやりたいな。
はやく会いたいな。
今の気持ちを例えるならば、
学校帰りの放課後に一人きり、
家の側の秘密の屋上で、
夕焼け空の中、
みんなが住んでいるかもしれない遠く遠くをぼんやり眺めてる気分です。
隣に居てくれたらいいのに。
隣にいれればいいのに。
ごめんね。
ありがとね。
あー、言葉なんか一番無力だって思えるほどあまり好きではない。
でも、
不思議だね。
本当の心がちゃんと染み込んだ言葉たちは、
これしかないんだよって、
泣きそうになるくらいにヒリヒリしてら。
こういうのって、初めて女の子に告白した時のセリフと同じだと思う。
それ以上かもしれない。
部屋の中には矢野絢子さんの歌がながれています。
ゆらりゆらり包んでくれてます。
矢野綾子さんの事務所がぶっつぶれてしまい、
継続不可能のためしばらくＣＤ出せないらしいのです。
残念で仕方がありません。
どうして素晴らしいアーティストは評価されず、
作られた人形さん達が、世界を踊らせてしまうのか。
その仕組みは俺はもうわかりません。
だいたいそう思ってるのは俺だけかもしれない。
答えなんてないんだろう。
しかし最近は「サブカル」って言葉や「アングラ」って言葉が、
もうすでにメインカルチャーになっているのではないのかって程に、
それらの表現が流行っているといっても間違いないくらいのそんな最近なのですが、
メインカルチャーもサブカルチャーも、
メジャーもアンダーグラウンドも、
そんなのみんなどうでもいいんだよ。
踊らされてたまるか。
もしも好きな表現が出来るなら
カウンターカルチャーだ。
俺が魅力あるのは。
カウンターパーンチ！！
そして好きなものは好き！！
自分のフィルターを信じる。
誰かに踊らされてたまっかよ。
そうして矢野絢子さんの歌も、
こんなに俺の世界を切り開いてくれた。
世界ってこんなに素晴らしい色をしてたんだって、
そう気が付かせてくれた。
こんな価値観は一人一人違うのだろうけど。
でも、時々同じような価値観でビリビリしながら話せる人に出会う事だってある。
もうそれは奇跡だ。
それが今夜の風太だったのだ。
サンキュ★
今の気持ちを例えるなら中島みゆきだ。
ファイト。
戦う歌を戦わない奴がきっと笑うんだろうな。
あー、久しぶりに書いてみたけど、
ほんとは「日記」って苦手です。
くすぐったい。
でも、
もうちょっとがんばって続けてみようと思います。
ここまで続けられたのもみんなのおかげです。
もうそろそろ寝ます。
なんか、メロンパンをたらふく食う夢を見たい気分です。
みんなはどんな夢を見たかな。
さー、次の景色を一緒に見に行ってくれるかい？
おやすみなさーい。
花男★
目をつぶると世界の隅っこさ。
俺は世界の真ん中よりも、
隅っこが好きだ。
だって、
こっから見たいものは全部見える。
真ん中だときっと見えないものが、
ここからなら見える。