こんばんわ。

昨日の夜、部屋でギター弾いて歌っていたら

「うるさい」と苦情が来た花男です。

ボーカルです。

くそー、、ぐれてやる!!

、、ぐれてやるって、今でも言うのかな。

、、言わなそうだよな。

もういーや。


さて今夜の寝床は帯広の町。今夜はライブはありませーん。

風が気持ちいい。空は上だけじゃなく、横にも広がっているのを久しぶりに見た気がした。

雲がどんどん遠くなっていくのがわかる。雲が小さくなっていく。

そして、その雲が街に降りてきたのか、、

わたあめの匂いが!!

そうなんです。

帯広で、お祭りやってたよ!!


帯広祭り


わーーーーい!!

金魚すくいだっ。

やろうと思ったけど、、もしすくったとして、ツアー中の今、どうやって育てるよ?

いや、でも、金魚ばちを買って、、

、、5秒考えてやめました。

でもねこの後、温泉に行ってきたんだよ。

昨日、北見のライブに来てくれた女の子がね、温泉に入れる招待状をくれたんだ。


温泉への切符


この、秘密の宝の地図みたいな、やぶれかけの招待状。

俺は、、実際これが使えるのか、このグランドホテル雨宮館という場所が

どこなのか、さっぱりわからないまま、

「十勝川温泉行き」というバスに一人ぽつりと乗り込んだ。

しばらく乗った。

料金は500円まで上がっていた。

もう、どこへでも連れてってくれ。

ドキドキ、、ドキドキ、、

「次は終点、十勝川温泉です。」

バスの中に乗客は俺と、かわいいおばあちゃん。

今夜2人のために、アナウンスはバスの中から夜空へ響く。

終点まで着ちゃったねおばあちゃん。

一緒にお風呂まで歩こう。

なんだか本気でそんな気分になって、

「どこから来たんですか?」

なんて声をかけようとしたら、おばあちゃんが急に運転手さんに。

「運転手さん、かんぽの宿ったらどこだべか?」(←なんか、そんなような事を言っていた。)

「おばーちゃん、もう過ぎちゃったよー。」

、、俺はふられた。

過ぎちゃったよおばあちゃん、、

心配になって見てたら、

おばあちゃんは、タクシーに乗って行ってしまった。

さ、さぁ、旅を続けようじゃないか。


さて、俺の行き先は、、

み、、見えた!!たしかに雨宮館と書いてある!!

俺はまるで何度も来た事のあるような余裕な顔で雨宮館に入ろうとした。

(心の中では泣きそうになってた。「やべー、よかったよおい、着いたぜー、ラッキー」だった。)

すると入り口の店員さんに

「お客様、ご予約のお客様ですか?」

「は、あ、、いや、風呂に入りに、、」

「日帰り入浴ですね。では、裏側の入り口になっております。」

、、初めて来たのが完全にばれた。

もういーや。

初めてですよーい。

そして裏口に行き、このやぶれかけのチケットを店員へ。俺、少し強気。

しかし店員さん、なにやらすこし困った顔をして、(有効期限とかあるのかなぁ、、)

「、、は、、はい、いいですよ。じゃあ。」

じゃ、、じゃあってなんだよ!!(笑)

、、そしてなんとかグランドホテル侵入に成功。

ふぅ、長かったぜ。さすがグランドが付くだけあるぜ。

まず目に飛び込んできたのが、

テレビ!!

なんと、相撲が今夜最終日。千秋楽だ。

そうか、朝青龍と琴欧州、どうなったろ。(相撲に興味ない人はゴメンネ。)

と見てたら、なんと、二人の優勝決定戦直前だった。

俺は朝青龍もかなり好きなんだけど、今夜は琴欧州を応援。

琴欧州。顔やたたずまいを見てると、パンクロックがよく似合う。(俺の中でですが。)

細くて青白い顔。少し高い鼻。クスリやってそうなうつろな目。(言いすぎか!?)

、、がんばれパンクロッカー琴欧州。

日本中を今夜、眠れない夜にしてやるんだ!!ざまーみろだ!!ひっくり返せ!!

、、琴欧州はあっという間に負けた。

でも、俺は琴欧州に拍手をしたい。

13勝2敗。立派だ。今場所をおおいに盛り上げてくれた。

ありがとう!!

っつーか、風呂だ風呂、、


お風呂はとってもいい風呂でした。

少し茶色ににごった温泉。お湯があっついあっつい。

露天風呂もあって、広くて気持ちよかったよ。

子供がキャーキャー遊んでる、温水プールもあった。

建物自体が古いからか、なんだかオンボロで優しくて、いい雰囲気でした。

雨宮館への招待状。本当にありがとう!!

ドキドキと安心をたくさん感じ、心も体も休まりました。

お近くにお住まいの方や、いつか帯広に来た際には、

十勝川温泉、グランドホテル雨宮館へ是非。

とっても気持ちいかったです!!

そんでまたふわふわバスに乗って、帯広駅まで。

帰りのバスは気持ちよくって寝ちゃいました。

うとうと起きて、もう一度お祭り会場へ。

歩いてるだけでドキドキしちゃうよね。お祭り。

昼とは違う顔を見せてくれました。

「きっと好きな女の子が来てるかも知れない。」

「きっと好きな男の子が来てるかも知れない。」

少年少女の目はみんな、そんな目をしているように見えた。

小学校の頃、夜になったり夏休みに入ったりすると、好きな子に会えるチャンスは、

お祭りくらいしかなかった。


そしてまるで、もう夏が終わろうとしてる夏休み最後の夜に

家の中なんかにジッとしていられなくって、

夜の街に飛び出してきちゃったような男の子4人組を見た。


帯広道端スタンドバイミー


小学校4、5年生くらいだろうか。

この男の子4人組。

お祭りで買った鉄砲と、

コンビニで買ったのか道でひろったのか、

ライターを持って、

パンパンカチカチ火花飛び交ってた。

それを見て俺は、胸の中ぶっ壊れそうになった。

小さい男の子だって必死なんだ。

「好きな女の子や、友達を傷つける奴はゆるさねー。」

そんな匂いがプンプンした。

とにかく大人な夜の空気と必死に戦ってた。

そんな少年達の終わらない夜のひとコマでした。


明日は帯広RESTでのライブです。

ここがねー、俺、大好きなんだー。

ちーさいステージ。機材置いたら、4人乗るのがせえいっぱい。

客席フロアもとっても小さい。

でもね、心がむちゃくちゃ広いナオさんという、

とてもとても素敵な店長さんが待っていてくれる。

今日も「無事着いてよかったー!!」と、メールくれました。

ちょこっと「ただいまー!!」な気分なのです。

さー、明日はがんばっぞー。

俺達の夜は、まだまだ終わらないよ。

でも今夜は、、もう少ししたら寝ます。(笑)

最後まで読んでくれてありがとう★

おやすみなさい!!


花男★


スピーカーからは、久しぶりにTHE BLUE HEARTSが。

バストウエストヒップ。まったく、セクシーなタイトルだ。

曲もまったくセクシーなのでした。

俺、イメージとナビゲーターが(曲名です。)

今夜は頭から離れない。

あちゃー。


★追伸★

みなさん。

いつもお返事ありがとうございます。

いつも読むのを少し恥ずかしがりながらも、楽しみにさせてもらっております。

ほんとうれしっす、、

初めての人も気軽に書いていって下さいね。

まだ始まったばかりの日記ですが、

みんなに少しでも楽しく読んでもらえるよう、がんばりますっ。

今日は札幌の友達が、「日記読んでるよ。ひひひ。」となるメールもくれました。

、、、みんな、ありがとなのです!!(泣)


みんなを太陽ツアーにつれてくぜ。