カウンセリングを始めてたくさんの脇見恐怖症の方をお話をさせていただいて感じることは、他人の目を気にする親を持つ人が多いということ。全員がそうというわけではないけれど。





私自身も他人の目をめちゃくちゃ気にする親に育てられた1人です。





私の実家は、私が小3の時に線路沿いに建てられました。




うちの母は商店の娘だったので、昼間もカーテンを開けっぱなしにしないと気持ち悪いという人で。

だから日中はカーテンを開け放って生活していました。





夕方になると、うちの前の線路沿いを犬を連れて歩いているおばさんが現れるんだけど、うちの母はそのおばさんを毛嫌いしてて。




「あのおばさんうちをジロジロ見てる」とか

「線路沿いを、歩くなんて非常識!」てな感じに毎日文句を言ってたショボーン





そのおばさんは多分悪気なんてなくて、ただただうちの前が散歩コースだったんだと思う。




我が家がカーテン開けっぱなしの家だったから、見えちゃうから気になっていただけなんだよね。

(だったらカーテンを閉めればいいのに。嫌なんだって)





で、うちの母はそのおばさんに「お犬様」ってあだ名をつけてた。(ちなみに失礼なあだ名をつけるのは母のお父さんの得意技だったらしい。それを引き継いだんだと思うショボーン




ああ、また来たよ「お犬様‼️」なんてわざとらしく言ってたなぁ。




そのうち、その人の名前と自宅を特定したりしてた。怖い滝汗





あの頃は私も子供だったから、母の言う通りにそのおばさんが嫌な奴なんだって無条件に信じてたんだけど。





本当は、ただただ犬と散歩してるおばさんが、悪意を持ってこっちをジロジロ見てるって言うお母さんの妄想&決めつけだったんだよね😣





子供の頃はそんなお母さんを正しいと思ってたから、人をバカにしたり、変な呼び名をつけて笑うようなこと私もやってました…





だから周りから嫌われることも多かったし嫌な子供だったと思う…ショボーンごめんなさい。





他人をバカにして笑う人は、本当は他人が怖いし、他人から否定されることを1番恐れてるってことを大人になってから知りました。




きっとうちの母もコンプレックスがあって、本当は他人に怯えていたんだと思います。私も同じです。




でもそれを知ることが出来たら、恐れと向き合って手放すことができます。




そしたらこれからはもっと人にも、自分にも優しく出来るようになるかもしれない。




私は子供の頃は嫌な奴だったけど、その分カウンセリングで色んな人の役に立って行けたらいいのかな。なんて思っています。