【海近旅館】
著者：柏木壽
出版社：小学館
ISBN：9784094068122
頁数：347頁
<作品紹介>
東京で働いていた私が残念旅館の女将に！？
亡き母の跡を継ぎ、東京での仕事を辞め静岡県伊東市にある「海近旅館」の女将となった海野美咲は、ため息ばかりついていた。美咲の旅館は“部屋から海が見える”ことだけが取り柄で、他のサービスは全ていまひとつ。お客の入りも悪く、ともに宿を切り盛りする父も兄も、全く頼りにならなかった。
名女将だった母のおかげで経営が成り立っていたことを改めて思い知り、一人頭を抱える美咲。あるとき、不思議な二人組の男性客が泊まりに来る。さらに、その二人が「海近旅館」を買収するための下見に来ているのではないかと噂が広がり……。
ドラマ化もされた大人気作「鴨川食堂」シリーズの著者が贈る、おいしくて元気が出る、ハートフルストーリー！文庫化にあたり、“今すぐ行きたい”著者厳選のおすすめ旅館を紹介する「美咲のおすすめ宿 厳選8軒」も収録！
(ブクログ／作品紹介・あらすじから引用)
東京で働いていた美咲、亡き母の跡を継ぐために戻ってくるが…問題の山。旅館の経営だけではなく、まさかの買収の噂まで！？波瀾万丈だなというのが第一印象です。景観はいいのに、なぜ？？サービスとして何をやっていたんだろう？海が見えると言うことは、海鮮とか美味しいものがあるはずなのに…そういうサービスがことごとくダメだったのかなぁ。名女将のお母さんの手腕が大きかったのを美咲は実感して、色々と奮闘していく姿が思い浮かびます！
題材になっている都市がハッキリしてるのは、珍しいなって感じました。県だけ書かれることは多い気がするんですが、「静岡県伊東市」と明確に提示されています。実際にある旅館をモデルにしているのかもしれません。
“今すぐ行きたい”著者厳選のおすすめ旅館を紹介する「美咲のおすすめ宿 厳選8軒」も収録されている様なので、旅行行く時の参考にもなれば良いなって思います！
興味ある方は、リンクを掲載しておきます！
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