こんにちは。

 

たいようの子ども園ができて、3回目の卒入園式を迎えようとしている”たいようの子ども園”おおくぼしょうです。

 

毎回、違う卒入園式。

たいようの子ども園は、3歳児が入園!5歳児が卒園となります。

 

ですが、今までは5歳児の卒園児は0人。今回が記念すべき第1号です。

 

0歳から一貫している幼児教育のため、まだ3年経っていない園は卒園児がいませんでした。

そこで、この3月に退園する2歳児のお友だちを、見送ってきたわけです。

 

今まで同じように遊んで、学んでいた子どもたち。

せかっくだから、みんなでお祝いしたいよね。ってことで、卒園式と入園式が合体した『卒入園式』が誕生したのです。

 

でも、今回は年長さんの卒園ということもあり、また違った式になるでしょう。

 

本日は、式の前にみんなで会える最後の日。

 

みんなで歌を歌うのも最後?

外で遊ぶのも最後?

何かと最後になって、寂しい限りです。

 

もちろん幼教の時間も最後・・

 

最後に、卒園式でこんなことをするよってしてから、お別れの時間・・・

 

みほ先生が話を・・・・・できません。

感極まって、涙が・・・・

今の年長さんが、入園した時のことを思い出していました。

私も・・・

 

途中からの、他園からの入園。

たいように馴染めるのか、不安もあったし、心と心がぶつかることも幾度となくありました。

 

でも、結局その子に救われ、たいようをより明るくしてくれ、いろんなことを1番上のお姉さんとして支えてもらいました。

 

よくお話しして、よく遊んで、よく学び・・・・

寂しくなるなぁ・・・・

 

みほ先生の、涙、涙の話が終わり、

「最後にお別れを言いたい人。」

と聞くと、みんな手があがる!

2歳児も、前に来てお別れが言えたよ。

 

なんか、こんなこと2歳児の時にできたかなぁ?って自分を振り返ったり、幼稚園時代を振り返ったり・・・

でも、振り返っても思い出されません。思い出されないわけではなく、なかったんです。

 

一人ひとりに最後のお話をもらってたら、本人も寂しくて、目を真っ赤にして涙をこらえてたね。

一生懸命笑おうとしてもすごくぎこちなくてね。

 

ぎゅっと抱きついたり、握手をしたり・・・

お別れの時間が終わり、幼教の終わりの挨拶も今日はその子がしてくれました。

 

 

階段を降りたあと、その子が1人、滑り台の下で涙を拭っていたのを見たら、嬉しくて寂しくて・・・

 

送る側もそうだし、送られる側も、しっかりと心が育ってくれているなぁって。

EQ教育がしっかり子どもたちに伝わっている!!

ありがとう!!みんな、みんなありがとう!!

 

また、2歳児の卒園児もいます。

一人ひとりの出会いや、遊んだことが、日に日に湧き上がる。

たった1年から2年かもしれない。

でも、ずっと一緒だったもんね。

 

今、だれもいなくなった部屋でブログを書いているが、目を向けるとそこには元気な子どもたちの姿が鮮明に蘇る。製作や、遊び、本物体験や、食育、時には叱られたり、ケンカして泣けちゃったり・・・・

 

寂しくなるけど、これも1つの教育でもあります。

子どもたちにとって、初めての「別れ」がいつまでも心に残るような式でありたいな。

 

本当にありがとうしか、言えません。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。