民芸日記
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お盆 in the JPN

旅に出ていた。世を忍ぶ仮の姿であるリーマン稼業で3日間、名古屋へ。


今回は出発がお盆にかかっていた。東京駅へ行ってみるといつもと様子が違う。いつもはスーツ姿のパリッとした方々がピリッとした表情で駅の構内を早足で歩き回っているのに全くいない。家族連れや見るからに旅行といった風情の人ばかり。みんなワイワイと楽しそうである。さすがお盆だ。


台風の影響で前日まで新幹線は運休や間引き運転をしていたので、反動でその日の新幹線は丸一日指定席完売。こりゃ大変だと思いながらも自分は無事のぞみに乗って名古屋へ到着。到着すると改札口にテレビカメラやパシャパシャと写真を撮るカメラマンがいる。何だ何だ?もしかして世界一売れていないロックスター(俺)の到着を待っていたのか?と、ちょっとその気になったが、当たり前にそうではない。後で知ったところによると、静岡で大雨だとかで新幹線が運休してしまったのだそう。ひえ〜!これはマジで危なかった!最近、老化現象の影響か朝は勝手に早起きしてしまうせいで早めの新幹線を予約していたのが良かった。年は取ってみるもんだ。


しかし台風が来るとわかってからこの一週間、新幹線をどうするかに始まり、全ての予定が二転三転していったので、まあ胃の痛いこと痛いこと。その間に練習やライブもあったりして割と慌ただしい毎日だった。若い頃はあんなに暇を持て余していたのにおじさんと呼ばれる年になってからの方がよっぽど忙しい気がする。ありがたいっちゃありがたいんだが、俺って元々こんなにアクティブな人間ではないような。どこかで人間が入れ替わってしまったらしい。


思えば鉄平さんと知り合ってから寝る間を惜しんで遊ぶ事を覚えた。鉄平さんとはもちろんBAZRAの鉄平さん。鉄平会の一員として鉄平さんとはしょっちゅう会っているが、実はバンドの方はしばらく見ていない。何しろ4人編成のBAZRAを見ていないのだから相当な期間である。


そんなBAZRAと次回は対バン。

ようやく4人のBAZRAが見れる!


ウチはさぶろうお休みのため、ギターは井上。

あのセガレキッズと抱きしめるズの井上です


前回の代々木のライブで、初めて太陽民芸のヘルプとして井上にギターを弾いてもらったが、やはり井上のギターは素晴らしい。ここだけの話、当日対バンだったロク嘘店長もこの日の井上のギターを褒めていた事を内緒でここに記しておく。やったぜ!井上!8.21、お時間ある方は是非井上民芸を見に来てください。


そして明日は私一人で弾き語りです。

出番はトッパーで19時から。


最終的に告知で落とすという悪魔の所業。今後も極悪な告知を心がけていきます。


夏の思い出

暑い。毎日暑い。外に出るだけで一瞬で汗が吹き出してくる。俺は本来夏が好きだ。しかしそれも今は昔。地球温暖化が顕著になり異常とも言える高温が続くようになってからそれほど夏が好きとは言えなくなった。だってあちーんだもん。


昔話をするのもあれだが、昔の夏は本当に良かった。まだ暑さにも清々しさがあった。どんなに暑苦しい日も夏だからしょうがないかと笑って許せていた。それは夜になれば涼しい風が吹いてきて、星空を見たり花火をしたりする余裕があったからだ。しかし今の夏にはもうそんな余裕はない。昼も夜も口を開けば暑いと言ってしまう。外に出る気にすらならない。もっと余裕が欲しい。何なら夏の方も余裕を無くしてしまっているのではないか。何に追い立てられているのかわからない鬼軍曹かパワハラ上司のように、怒り狂って夏を演出しすぎているのではないか。おい。夏よ。もっと余裕を持てよ。たまにはしっかり休め。って何のこっちゃ。


夏の思い出と言うと俺にはじいちゃんばあちゃんちの思い出が一番印象深い。小学生の頃、夏になると必ず福岡は瀬高のじいちゃんばあちゃんちに遊びに出かけていた。兄貴と二人で宮崎から電車でローカル線を乗り継いで3〜4時間かけて行っていたので子供には結構な冒険だった。かわいい子には旅をさせよと言うが、俺は自分の子供には行かせられる勇気がない。ウチの親も子供二人だけでよく行かせたもんだ。


途中、電車から見える球磨川の景色が好きだった。山奥の渓谷を走る電車内から見える球磨川は深緑に輝いていて(深緑が輝くという表現が正しいのかはわからないが本当にそう見えた)とてもきれいだった。宝石のような美しさ。エメラルドを見た事はないがきっとああいう美しさなんだろう。時折、車窓を川下りの船が横切っていく。急流でも船頭さんの巧みな竿さばきで船はスイスイと進んでいく。あれを見る度に自分もいつか川下りの船に乗ってみたいと思った。結局、一度でも乗れたのかどうかは記憶が定かではないが。


瀬高のじいちゃんばあちゃんちに着くと犬のタローが出迎えてくれた。タローはちょっと頭の悪い犬で、ご飯の時にお座りが言われた通りにちゃんと出来なくていつもばあちゃんに怒られていた。ただ、そういう犬ほどみんなに可愛がられるものでとても愛嬌のある犬だった。だからタローが死んだと聞いた時にはショックだった。


お盆になると両親や親族たちがじいちゃんばあちゃんちに集まってくる。年の近いいとこもやってくるので一気に家の中が賑やかになる。日中、縁側でタローがいる庭を眺めながら兄弟いとこたちと冷たい西瓜を食べた。西瓜は美味い。西瓜に塩をかけて食べるというのをその時初めて知った。みんなで仲良く西瓜を食べていると、いとこのシュンちゃんが突然西瓜を早食いし始める。すると始まるのだ、西瓜の早食い競争が。子供は何でも競争が好きだ。誰が一番早く西瓜を食べられるのか決定戦。始まってしまうと大変だ。手はもちろん、お皿からお盆から床までそこら中が西瓜の汁でびっちょり。最終的にばあちゃんの雷が落ちる事になる。


とりとめもない話になってしまったのでここで一旦終わりにしたいと思うが、書いていたら瀬高のじいちゃんばあちゃんちの思い出があれやこれやと湧いて出てきたのでまた何かの機会に書き記したい。


次回ライブ

その次のライブ

この2本はサブ氏お休みのため、THE 抱きしめるズ、(The)SEGARE KIDSの井上がギターを弾いてくれます。

井上大輔@赤羽いこい


イレギュラーなライブではあるが、個人的にも楽しみである。どんな感じになるのやら。お楽しみに!


旅が呼んでいる

今俺はバスに乗っている。長距離バス。高速をガタゴトと進んで行く。駒ヶ根まであと3時間は確実にかかるのだ。座席に座って気長に到着を待っていよう。そう思ったら暇潰しが欲しくなり、つらつらとこの駄文を書き連ねているところだ。特に書きたい事もないので駄文というに相応しいが、特にこのブログを一生懸命に読んでいる人もいないだろうしご容赦願いたい。


バスはまさかの満席。前回、駒ヶ根行きのバスに乗った時はガラガラだったので油断していた。快適なバス旅を思い描いていたために、いきなり出鼻を挫かれた。みんな駒ヶ根に何をしに行くんだ?この暑い最中、駒ヶ根で何かイベントでもあるのだろうか。まあ俺は世を忍ぶ仮の姿であるリーマン稼業の方で、今日明日とスケジュールびっちりなので何かしらイベントがあったとしても俺には関係のない話なのだが。


そもそも俺は旅が嫌いだ。バンドマンは旅好きな人間が多いような気がする。ツアーの前にワクワクするという話をよく聞く。しかし俺は旅が嫌いなのだ。まずこの移動時間というものが耐えられない。時間の無駄遣い。非効率的。この時間を使って3時間バイトすればそこそこの金が稼げるじゃないか。昔よくツアーに行っていた時は街から街への移動時間にしょっちゅう喧嘩になった。そりゃそうだ。元々集団行動が嫌いなのに赤の他人と何日も一緒に過ごしていればだんだんイライラもしてくるもんだ。


また、車での移動というのも全く耐えられない。他人の運転する車に乗るのがとても苦手なのだ。でもこればかりはしょうがない。何故なら俺には免許がない。誰かに運転してもらわない限りは移動すら出来ないという悪夢。こうなるともう車自体が嫌いになってくる。ツアー中、宿なしの場合は車でみんなで寝るのだが、もう車にはいたくない、車で寝るのは嫌だという気持ちになって一時期は車の外に出て地面で寝ていた。そんな事もあって徐々に旅というやつが嫌になっていった。


確かに旅の良さというのがあるのも間違いない。各地でたまにしか会えない友達に会えたり、美味しいものを食べたり。ただ、これもバンドのツアーだとどうにもならない。ここでまた車問題が頭をもたげてくる。車だと基本的にメンバー全員での移動になるので、どこに行くにも何をやるにも全員の同意が必要になってくるのだ。おいそれと誰かと約束したり勝手に飯を食いに行ったりするとバンドの和を乱すんじゃない!とお叱りを受ける。さらに車移動で揉めるのが運転手は酒飲めない問題。あと運転手が一人しかいない問題。この辺は長くなるのでまた別の機会に書こうと思う。


そう考えると旅にはデメリットが後から後から出てくる。俺としてはもはやデメリットだらけで、世を忍ぶ仮の姿のリーマン稼業で改めて全国各地に飛ばされるようになって一時期どうしようか本気で悩んだ(一人旅だと大分解消される部分もあるのだが)。でもこうなってしまったからには旅を好きになるしかない、好きにならないまでも旅に出ている最中だけ自分を旅好きだと洗脳するしかないと考えて、旅に出る際は必ず誰かの楽しい旅行記のような本を持って出かける事にしている。今回は山下洋輔の『ピアニストを笑え!』。その前はプロレスラーのTAJIRIの本なんかも持って出かけた。そういう本を読むと少し気持ちも安らいでくるもので、本から旅の楽しみ方というものを教えてもらっているような気になってくる。


今回の旅のお供、山下洋輔の『ピアニストを笑え!』


結果として自分の旅のデメリットの解決策としては移動時間を短くする、車を使わない、旅するメンタルを身に付けるという事で何とかなっている。ただ、正直な話を言えばツアーは1泊2日でしか行きたくない。が、呼んでくれる人がいるのにそんなわがままは言えない。2泊3日、頑張れば3泊4日の3連チャンライブもやります。やらせて頂きます。ああ、旅が俺を呼んでいる。



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