「眠れない」
ともかく眠れなくて、不安というか、身の置きどころがなくてどうしようもないというか……
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いつもは奥様を送り迎えするだけで、太陽庵の整体指導は受けたことがなかった男性。今回は自ら奥様に相談しての初太陽庵。
帯状疱疹が出て、投薬でほぼ治りかけているのだが。その後ぐらいから不眠に悩まされていると。これまで不眠的な事は一切なく来たので、不安でもあるという。
奥様は、抗生物質まで含めた投薬の影響をとても気にされている。ご本人は、まぁ、それほどの体調不良もないのに、こんな不眠なのはおかしい、と訝しがる。
お體を診せていただく。
この骨盤の歪み、脚の張り、坐骨神経がらみのトラブルでは……
一連の坐骨神経痛のための自力整體を施し、指導しながら、これまでの様子を聞いていく。
昔に肺の手術もしている、2ヶ月前にインフルエンザで寝込んだ……諸々。
腰回りを整え終えて、フロアに仰向け寝してもらうと、
「あー!気持ちいい!!こんなに脚が楽なら、今ここで寝られそう」
ふむふむ、これで大体のパーツは揃った。最も確からしいストーリーは、
「年末年始あたりの風邪やら、インフルエンザやらで体力を削られて免疫が下がり、そこに腰の不調(この場合は腰椎等圧迫による血流不足)からくる坐骨神経の弱まりに乗じて水疱瘡ウイルスが暴走、帯状疱疹となった、と。
で、おそらく寝られないのは坐骨神経の痛みや腰からの痛みと強い違和感のせい。そこに帯状疱疹の痛みも上乗せしてのストレス不安、というストーリー」
はい!まさにそんな気がします!と言って、腰のための自力整體のやり方を覚えて、加えてラジオ体操をゆ〜っくりやる事で、肺の手術の後遺症も長い目で解消していくプランを共有して終了。
帰りに奥様と温泉に寄っていく!と明るい笑顔で帰られていった。


