日本産婦人科学会は、
「不妊の定義」を「2年」から「1年」に見直すことにしたとのこと。
そうやって【定義】をすることで、また病院通いの人が増えるとかな・・・。
そう考えると、複雑な気持ちになる。
私はナース時代、
不妊治療専門の病院で働いていたことがあります。
待合室には溢れんばかりの患者さん。
会計課には高額な請求書が飛び交い
私は1日に数知れない程のホルモン注射を
数知れない患者さんに打ちました。
自然妊娠が困難だった方に、
検査をし、タイミング法を試み、
それでもだめなら
人工授精を。
体外受精を。。
顕微受精を。。。
そして、そこには沢山の『現実』がありました。
妊娠された方の嬉々とした顔。
十数回。数十回の治療を経て
「もうやめます」と言われた悲しそうな顔。
数十回の不妊治療を諦めた数か月後に、自然妊娠された人もおられました。
何が自然で、何が不自然なのか。
治療を否定するつもりはありませんし、
そのおかげで誕生したかけがえのない命がたくさん、たくさんあります。
ただ、「治療」をする前に。
命を紡ぐためにやることは沢山あるよな…とも思うのです。
フェイスブックでお馴染みの、『漢方の野崎薬局』さんは、わかりやすい妊活についての情報発信をされています。
私も(もう妊娠の予定はありませんが)良くチェックしています。
とてもわかりやすいので。
そうそう。
子どもが欲しいな~と思った時は、生活習慣の見直しもですが、「神頼み」もしました。
乙姫子安河原観音
(熊本県阿蘇)
…乙姫子安河原観音様「子授かり安産」の守り神として、 広大な慈悲の姿で乙姫川の上流・子安川のこの地に鎮座。上向きに寝た女体の形をした自然石で、胸から股の辺りまでを表し、それが観音様のお姿とされている。
約1500年前、神功皇后の安産を祈られたと伝えられ、また近くには大正天皇の御降誕の折、阿蘇大宮司は七日七夜、ご安産を祈られ、その御神石を宮中に奉持し金五円を宮中から下賜された。(明治12年) このように古来から皇室の尊信をはじめ、地域の尊崇を集めて参拝者が絶えない。
子供の欲しい人はここに来て川石を持って帰り股にはさむと必ず子宝を授かると言い伝えられている。
ここでは、
参拝した後河原に落ちている石を拾って帰ります。
男の子希望なら、黒い石
女の子希望なら、赤い石
持ち帰った石は
行為の後、お股に挟んで寝ます。
ホントですよ。
だから、持ち帰る石の大きさは考えたほうがいいです。
無人ですが、お守りや絵馬もあり、
記帳簿には産み分けや子宝祈願や思いの他に
『無事に男の子(女の子)を授かることができました』というようなお礼の書き込みも多くありました。
無事に生まれたら、石はまた返しに行って終了です。