知的な遅れは軽度で
一見すると健常者と変わらないように見える子どもたち(大人も)がいます。
軽度の発達障害は
目に見えにくいがゆえに
周囲から十分な理解が得られないことが多くあって
そうした子どもたちの中には、
ものすごい困難を抱えている場合があります。
軽度の発達障害の子どもは、周囲から「わがまま」「甘え」と片付けられがちです。
でも、そこには
深い理解を求める子どもの心の叫びが潜んでいたりします
周囲に理解されない子どもの心の叫び
「なぜみんなと同じようにはできないのか」
「どうすればいいのかわからない」
軽度の発達障害のある子どもは、自分と周りの違いに戸惑い、苦しみます。
見た目には障害がないため、「普通」を求められ続けるストレスにさらされがちです。
このストレスが蓄積されていくと、徐々に心が疲弊したり社会と接点を持つことが怖くなって、ひきこもりに陥る可能性が高まります。
「私は間違っているのか」
発達障害は様々なスペクトラムがあり、グレーゾーンの部分は障害かどうか判断が難しい面があります。
そのため、親や周囲から「もっと頑張れ」と言われ続け、自己肯定感を持ちにくい環境に置かれがちです。
これが心の叫びにつながっているのです。
心の土台をつくるために
①本人と家族の理解
発達障害について正しく理解し、子どもの強みや困難さを一緒に受け入れることが大切です。
家族が理解者となり、子どもを受容する雰囲気を作ることが、自己肯定感の芽生えにつながります。
②視覚的サポートの活用
発達障害のある子どもは言葉の指示が入りにくい場合があります。そこで、視覚的なサポートツールを活用し、伝わりやすい環境を整えることで、子どもの不安を和らげられます。
③得意分野を活かす場の提供
計算や図画、読書など、一人ひとりの得意分野を見つけ出し、その力を発揮できる活動の場を設けることが重要です。自分の長所に自信が持てれば、他の場面にもその自信が広がる可能性があります。
さいごに
発達障害は目に見えにくい障害です。
家族がその子の特性が
周りと違うことをいち早く見極め、
認めて
個性と捉えて
寄り添う支援を行うことで
その子は、自尊心を傷つけることなく
自己肯定感を育ながら、
確かな土台を築き上げられるとのと、思います。
しっかりとサポートをしてあげてください✨
最後までお読みくださり、ありがとうございました。