ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが


日本は世界一、

添加物の認可数が多い国です。




食品添加物とは、食品の品質を保持したり、加工を容易にしたり、味や香りを良くするために加えられる物質のことで


厚生労働省


の定めによると、


「保存料や甘味料、着色料や香料など、製品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」



と記載されています。




ほかには、酸化防止剤などもこれに当たります。




これらの添加物は一定の量なら

人体に害はないと考えられていますが




過剰に摂取することによる


健康への影響を関連付ける見方もあるようです。



日本の食品添加物使用量の実態




例えば、ショートニングやマーガリンを使用したパンや菓子に含まれる「トランス脂肪酸」は


WHO



によって心筋梗塞や脳卒中、肥満などと関連することが明らかになっています。





2018年にはアメリカで添加を禁止、
2021年にはEUでトランス脂肪酸の上限値を施行



(農林水産省


ホームページより)



されていますが



日本では、トランス脂肪酸の使用制限などの対応が後回しになっています。




ほかにも、日本のマーガリンから検出される酸化防止剤の量は、欧州の10倍以上あるというデータがあったり




こうした事から


日本ではあまりにも食品添加物が濫用されているのではないかと懸念されています。





食品添加物と子どもの発達への影響



食品添加物の多用は、子どもたちの心身の健康にさまざまな影響を与える可能性があります。


英国の研究チームが行った実験では、人工着色料を多く含む食事を取った子どもは、そうでない子どもに比べて、ADHDの症状が顕著に見られたそうです。



厚生労働省
日経メディカル






この他にも、

過剰な砂糖の摂取は


子どもたちのエネルギーの急激な変動を引き起こし、情緒不安定を招くことが指摘されていたり。



食品添加物が脳の発達に影響を与え、


多動性が増すなどの

情動の調整を難しくさせている可能性があるようなのです。




​改善に向けて



このような状況を改善するためには、食生活の見直しが必要です。



まず、添加物を避け、


栄養バランスの取れた食事を心がけることが重要ですし、


さらに、


学校や地域社会でも


子どもたちが健康的な食事を摂る機会を増やす、など


栄養教育を通じて、子どもたち自身が健康な食生活の重要性を理解し、自分の食生活を見直す力を養うことも大切だと感じます。





添加物大国であるこの国の現状を理解した上で


一人一人が自分が改めて栄養の大切さを学び、

幼い頃から添加物の過剰摂取を避けることや、体内の毒素を排出することなどを実践に移すことで

子どもたちの心身の健康は守られます。





私たち一人一人が


子どもたちの未来を第一に考え、



健やかな成長を支えていく

姿勢が求められているのを、強く感じます。




最後までお読みくださり、ありがとうございました😊