自分らしく生きることの大切さ


お母さんは子供に「自分らしく生きてほしい」と願う一方で、「お金を稼いだり仕事で成功してほしい」とも思っているのではないでしょうか。


こうしたお母さん方は多いのではないでしょうか。


しかし、外面的な成功を求めるあまり、自分らしさを失ってしまっては本末転倒ですね。本当に大切なのは一体どちらなのでしょうか。


今回は、「自分らしく生きる」とはどういうことなのか、表面的な成功にとらわれない"本当の幸せ"とは何なのかについて、考えてみたいと思います。




本当の幸せを感じるための5つの要素


「自分らしく生きる」 とは


"自分自身の価値観や人生観、夢や好きなことを大切にしながら、心の底から本当の幸せを感じられる生き方のこと"



1950年代からそうしたウェルビーイングな状態、つまり本当の幸せについて探求しているギャラップ社は、150 か国以上を対象とした世界調査


を実施し、世界人口の 98% 以上の幸福度が明らかになりました。調査結果は




1. キャリアのウェルビーング

自分の時間の大半を占めていることを楽しんでいる、情熱を持って取り組んでいる

(仕事だけでなく、子育て、勉強、ボランティア活動も含む)


2. 人間関係のウェルビーング

強い信頼と愛情で繋がる人間関係を持っている


3. 経済的なウェルビーング

経済的に安定している、効率的・効果的に将来の資産の管理や運用ができている


4. 身体的なウェルビーング

心身ともに健康で活き活きしている、日常的な活動に十分な活力がある


5. 地域社会でのウェルビーング

住んでいる地域に深く根をおろし、繋がっている感覚がある




この5つの中の1つの要素だけが満たされていても幸福とは言えず、5つの要素がまんべんなく満たされていることで、日々の生活が真の幸福な状態となる


ということでした。





たしかに、

お金に困らず将来の準備ができていても、仲間との絆がなければ孤独を感じてしまいます。



地域社会に所属する実感があっても、

健康でなければ生きる喜びを実感しにくくなるでしょう。




この5つの側面が、

バランス良く満たされていることが

何より大切なのですね。





自分らしさを大切にすることの意味


外面的な成功を手にすることも大切ですが、それにばかり気を取られ過ぎると、自分自身の内側を見失ってしまいます。


お金や名誉、地位といった表面的な成果を求め続けていると、本当の自分を見失い、内なる豊かさから遠ざかってしまうのです。



本当の自分とは、好きなことに熱中できる情熱や、大切な人々との絆から得られる安らぎ、健やかな身体からくる活力、地域社会への充足感など、内面から湧き上がってくる実感そのものを指すのだとおもいます。



表面的な成功を過剰に追い求めれば、そうした本来の自分を見失い、虚しい人生を歩むことにもなりかねません。


しかし、お金の心配がなくても、他の4つの側面が欠けていれば、やはり真の幸せは実感できません。




つまり、先ほどの5つの条件が一つも欠けることなく、バランス良く全て満たされている時に初めて、自分らしさから生まれる充実感と喜びに満ちた豊かな人生を送ることができるはず✨なのですよね。




多くのお母さん方が子供に願うのは

きっと


こうした5つの要素が

バランス良く満たされている


そんな人生なのではないかなと感じます。




最後までお読みくださり、ありがとうございました。