意外に見過ごされがちな
幼児期の遊びに対する価値について
書いてみたいとおもいます😊
幼児期の遊びの価値を見直す
遊びが彼らの成長と発達に
与える影響は、非常に大きいことはいろいろな研究でも発表されており、
文部科学省では
幼児期における自発的な遊びは
重要な「学習」
として、位置付けられていています。
『幼稚園教育とは,幼児期の発達の特性に照らして,幼児の自発的な活動としての遊びを重要な学習として位置づけ,幼稚園教育要領に従って教育課程が編成され,教育の専門家である教員の援助によって,適切な施設設備の下に,組織的・計画的な指導を環境を通して行うものをいう』
(引用元: 第2節 幼児教育の意義及び役割:文部科学省)
では、
幼児期の遊びが、単なる娯楽にとどまらないと専門家の間で考えられているその理由とは・・・?
遊びが幼児のどのような成長や発達に深く関わっているのか、大きく4つに分けてみていきたいとおもいます。
遊びが与える幼児の成長と発達への影響
1. 筋力、運動能力などが発達する
例えば
外で鬼ごっこをするとか、かくれんぼ、トランポリン、すべり台やブランコ、
こうした遊びを通じて、こどもは自分の身体がどう動くか感覚を探ることができます。そして、次第に身体を上手に動かすことができるようになっていきます😊
また、広い空間で走り回ったり、ジャンプしたり、踊ったりする遊びは
筋力や身体の柔軟性、運動能力など、身体的なスキルを向上させるだけでなく、楽しさや自己表現の喜びも体験することができます。
例えばパズルやブロック、
これらの遊びの中で、こども達は自分で問題を見つけて、それを解決する方法を考えます。
そして、次第に自分で考える力がついていき、新しいアイデアを育てるということができるようになっていきます😊
幼児は遊びを通して、理解力や問題解決能力を発展させることができます。
3. コミュニケーション能力や協力性、共感力の発達
お店屋さんごっこやレストランごっこなど、好きなキャラクターや職業になりきって自分でシナリオを考えて、お友達や家族と一緒にさまざまな役割を演じることで
こどもは想像力やコミュニケーション能力を発展させることができます😊
また、自分の気持ちや考えを表現することで自分を理解し、他者との関係性を構築する経験を通じて、社会性を身につけていきます。
4. 言語能力やコミュニケーション能力、社会的スキル、創造性や想像力の向上
お人形やぬいぐるみを使って自分の気持ちや考えを語ることを通じて、こどもは自分の感情や考え方を理解し、言葉を使って自分の考えや感情を表現する練習ができます。これにより、言語能力やコミュニケーション能力が向上します😊
また、お人形やぬいぐるみを使って新しいアイデアや物語を考えることで、こどもの創造性と想像力が育まれます。
そして、お人形やぬいぐるみとの遊びは、社会的スキルの向上にも役立ちます。他の人やキャラクターの感情やニーズを考え、共感することで、こどもは他者との関係性を築くことができます😊
さらに、お人形やぬいぐるみとの遊びを通して、こどもはさまざまな状況や問題に対処する体験をすることができます。こどもは問題解決や決断をする能力を発展させることができます。
冒頭でも書きましたが
幼児期の遊びは単なる娯楽にとどまらず、こども達の成長や発達に深く深く関わっているんですね。
そして、
身体能力や問題解決能力を養うだけでなく
コミュニケーション能力や共感力を育み、
自分自身の内面を理解し、感情や考え方を表現する方法までも学ぶことができるのです。
子育てママの役割・自由な遊びの時間と空間の提供
幼児期の遊びが
こども達にとって重要な学びの場であることを、あらためて考えると
お母さん達は幼児期の習い事や学習塾に対する期待やプレッシャーに対して、あまり焦ったりせずに
自然な形で
こども達が遊びを楽しむことをサポートすることが大切だと感じます✨
子育てママ達がこども達に提供できる最高の贈り物✨のひとつが
自由な遊びの時間と空間✨ではないかと感じます。
その遊びの中で、子どもたちが自由に自分を表現し、探求し、成長する姿を見守ることは
子育てママ達にとっても大きな喜び✨であり、こども達にとっても最高の贈り物✨であるのではないかと、おもいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊