福岡で
喪失で起こる悲しみ、つらさ、苦しみ等から
自分や人との繋がりの問題を扱っている
グリーフ専門士の前田ひとみです。
ワタクシ
数年前の健康診断で
脂肪肝に引っかかり
それから散歩を続けております。
最初のうちは
色々な道をさまよっていましたが
段々と決まったコースが出来てきて
そこを歩いていたんですが
ひとつだけどうにも
動線がよくないなあと
感じていることがあったのです。
先日ふと思い立って
いつもの道を
同じルートで逆方向から
歩いてみることにしました。
そうすると
今まで気になっていた動線が
とてもスムーズになりました。
散歩を始めて約2年、
わたしはようやく
スッキリの散歩に
辿り着いたワケであります!
(もっと早く気づこうね笑)
けれど、
導線問題はそれで解決しましたが
全てが爽快となったワケでもなく、
気になるトコロが出てきました。
それは
いつもと同じ道の散歩でも
反対向きに歩いてみると
違う道を歩いているように感じるほど
風景が違って見えたことです。
道は同じでも、
違うことへの違和感
慣れていない不安感
何かが起こりそうな怖さ
を感じました。
「いつもと違う」
ということが
人にとってはとても
大きなストレスになる
ことがよく分かりました。
喪失体験でも
今までと違う
いつもの自分で居られない
という状態は大きなストレスです。
この
ストレスがかかり続ける状態
が長く続いてしまうと
心が休まることがなく
ずっと緊張してしまうので
常に怖さや不安を
強く感じてしまう
ようになってしまいます。
そもそも
人の脳は新しい変化を
あまり好みません。
「いつもと同じ」は
安心感でもある
からです。
いつもと違うことへの不安感は
今までの自分が
今までとは違う状態に
深く揺さぶられ
変化に対する恐怖感を
強く抱くことで起こります。
これは深さの違いこそあれ、
喪失体験では
自分のいつもの日常が
大きく崩れ落ちる状態
が起こります。
起こった出来事が今までと
あまりにも違いすぎてしまい、
今をとても日常とは思えずに
怖さや苦しさやつらさを
感じるのは当然のことです。
失った存在が
自分にとっての日常に
深く根ざしているほど
そのような怖さや不安も
なおさら強く感じる
と思います。
その怖さや不安は
あなた自身が崩れてしまわないように
心を守ってくれているので
無理に消そうとしなくていい
とわたしは思います。
ただ、
怖さや不安が深いほど
その思いに囚われてしまう
のもまた
人の脳の大きな特徴です。
怖さや不安に対して
自分の全部の意識を向けているので、
何を見ても、聞いても、していても、
怖さや不安だけしか
集めなくなってしまうんです。
そのような時ほど
第三者の存在が必要
になります。
先ほどの
散歩ルートの話に例えるなら
いつもと違う道順に
怖さや不安を感じているのも事実
なのですが、
歩いている道の
道順は変わっても、
道のりは何も変わっていない
のも事実なんです。
大事な存在を失うと
自分がいきなり
全く違う人生へと
放り出されたように
感じてしまうからこそ
怖さや不安という
拒否感が前面に出てきますが、
実はそれでも
これがあなたの人生である
ことに変わりはない
のも事実なのだと思うんです。
自分の中の怖さや不安が強いと
このもう一方の事実が
全く見えなくなってしまう
状態になるので
どちら側からも事実を確認する
というのはとても大切なこと
だとわたしは思います。
その時に必要なのが
第三者の存在です。
そしてこの第三者の存在は
頭では分かっていても
どうしても怖さや不安に囚われる
という状態にある時にこそ
あなたのその怖さや不安を
あなたが感じているように
気持ちを聴いていくことで
あなたの中から少しずつ外へと
出していくことができるようになる
のだとわたしは思っています。
怖さや不安を
分かち合い
言葉にして出すことで
その空いたスペースに
もう一方からの事実を
共に見て受け取ることができます。
これは
人とのやり取りという
関係性の中から
生まれてくる安心感
とわたしは思っています。
自分だけでは
迫り来る情動に
飲み込まれてしまいそうな時に
もう一方の客観的な落ち着きを
あなたへと与えてくれると思います。
あなたが抱えている
今の怖さや不安を
安心して自分の外へと
出すことができるように。
今の自分の
もう一方の事実を
受け取ることができるように。
グリーフケアは
いつもあなたと共に在ります。
どうぞ安心して
ご相談くださいね。





