いじめられて自殺は絶対ダメ
自分の人生を大切にし、温かく接してくれている親・友人を大切にしなさい
(私は、最初に断言します。いじめは犯罪です。
いじめという言葉に軽さを覚えます。断固、犯罪とすべきと考えています)
自殺してはいけない理由をはっきり書きます
①死人に口なし・・・加害者のウソを直接否定できない
たとえ遺書に、加害者の氏名やいじめの詳細を書いて残したとしても
被害者であるあなたが死んでいるので、加害者がうそをついて、逃げ切ろうとしたときに反論することができない。結局、うやむやにされてしまう。あなたの友人たちが、いじめの内容を詳しく知っていても、証言することは期待できないでしょう。
なぜなら、証言するということは、あなたに代わって、矢面に立つことになるからだ。
友人の親が
「関わってはいけない、いくらあなたが証言しても、友達は死んでいるから帰ってくるわけではない」親の反対を押し切ってまで証言することは難しいですね。
たとえ、押し切って証言しても、今度は、あなたの友人が加害者たちと向き合うことになる。友人はとことん徹底的にやり切れるだろうか。人を自殺まで追い込んだ極悪人たちに立ち向かうことができるだろうか。
②死んで悲しむのは、あなたの親族や親しかった友人、あなたをいじめた連中は、反省どころか「馬鹿だな、あいつは」と笑うだけ
まともな神経をしていれば、最初から、自殺するまで人を追い込んだりしない。
間違っても
「私が自殺すれば、いじめた人たちは反省する、一生、後悔させてやる!」
なんて思わないこと。
考えてみていただきたい、今まで、いじめなどで自殺した生徒に対して、加害者が名乗り出て
「取り返しのつかない酷いことをした、償いは何でもします」と申し出たことがあるでしょうか。
血の通った人間ならば、反省し後悔し、一生をかけて償うことを申し出ることでしょう。
しかし、そんな気配はまったくありません。
つまり、加害者は血の通った人間ではないということ。血の通っていない者に、まともな発想で相対してはいけないのです。
「自殺して、自分の人生を絶対につぶしてはならない!」
これだけは、肝に銘じてほしい!