青森って素晴らしい | 太陽地所 青森支店 スタッフブログ

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支店長の相川です。


昨日は北海道から来青したお友達と、かねてより興味のあった「青森県郷土館」「青森県近代文学館」「棟方志功記念館」を一気に見て周りました。
※ちなみにはお休みいただいていました。

お友達は縄文時代のことに詳しい方だったので、郷土館で展示している縄文時代に関することでいろんな面白い説を教えてくれました。
縄文人は水は月から届くものと思っていたそうです。
壷は女性の象徴でもあるそう。
そして、この時代の壷には蛇が描かれていることが多いそうです。
全部で何十点もの壷がありましたが、全てといっていいほど蛇らしい模様がありました。
蛇は不死の象徴だとか。
現代でも水がでる水道の『蛇口』には「蛇」という文字が入っていますよね。これも縄文時代からの由来なのではと話していました。
縄文時代と現代の接点を垣間見たような気がして楽しくなりました。


棟方志功記念館では初めて生の志功の作品に触れることが出来ました。

帰ってポストカードをさっそく飾ってみました。



青森県近代文学館では郷土出身の作家に由来するいろんなものが展示されていました。
その中に太宰治が友人にあてた手紙も展示されていました。

「この世は面白くない事ばかりで、そう思っている人はたくさんいる。いっそ皆で集まって、いかにこの世が面白くないのかを座談会してみるのも良いのでは・・・中略・・・私はいたって真面目に考えている・・・」

二人で笑ってしまいました。
太宰の作品は30年近く前に読みつくしたつもりでしたが、改めて太宰がどんな人物だったのか興味がでてきました。

他に、名前は知っているけど作品を一冊も読んでいない郷土の文豪もたくさんいることに改めて気づきました。
これから少しづつ読んでいこうと思います。
しかも、ちょうど都合よく同じ建物に図書館があります。
家からも車で5分、少し落ち着いたら図書館通いを始めることにします。

久し振りに文化や芸術、歴史に触れた充実した一日でしたきらきら