夕方、保育園から帰ってきてまずはコザにお帰りのあいさつ。
 
コザは明日天国に行くんだよと伝える。
 
たったんは”コザはてんごくにいくの?””さびしい”と
 
ちゅうーちーはまだわからないかな。”ねんねー”といってなでなでしてる。
 

 

たったんの強い希望でリビングに移動するコザ。

 

たったんはコザが一人ぼっちでかわいそうと思ったのかも。また、たったんもコザと近くで過ごしたいのでみんなが過ごすリビングにコザを連れて行った。

 

コザがいなくなった日の夜

 

夜帰ってくるとたったんが起きていた

 

コザを見てアラレちゃんが泣いていると走って来るたったん

 

“こざ見えない”と呟くから抱っこで見せてあげる

 

“コザしんどい?“と聞くので

 

“コザはもうしんどくないよ”


“いっぱい頑張ったからしんどいのなくなったよ”

 

“でもね、もうコザとは遊べないの”

 

と伝えるとたったんの両目からポロポロと涙がこぼれてきた

 

たったん、本当はこざが起きないってわかってた

 

でも認めたくなくて、たったんの心は現実に追い付けてなかったのかな

 

その後はコザと同じくらいの大きさのアルパカのぬいぐるみを持ってきて

 

“コザに似てる”


”でも何かちがうね“


“コザはチンチンある”

 

と、コザの面影を探してるのかな。

 

寝るときは部屋を真っ暗にするけど、その日電気を消そうとすると

 

“消さないで!!!”とたったんが叫ぶ


“どうしたの?”

 

“コザびっくりするから!コザ寂しいから消しちゃダメ!”


“そうだよね。コザ寂しいよね。”

 

いつもはコザから一番遠い布団がたったんの指定席

 

でも今日は自分からコザから一番近いお布団に横になる

 

“コザ見るの!”


“たったんこざ見るの!“

 

とコザを見つめながら眠ったたったん

 

たったんの強さ、優しさ、思いやりに涙が止まらなかった

 

“たったんこざ大好きなの!”

 

といつも言っていた


最初はこざが追いかけてくると泣いてたのに最近は自分からこざを出してあげていた。


“もっと遊びたかった“と呟いたたったん

 

翌日、保育園に行く前の最後の挨拶。

 

二人で最後のお別れ。
 
 
 
 
本当に今日でお別れになってしまうんだね。
 

またうちの子になって欲しいな


次は皆でたくさんお出かけしよう


またいっぱい走ろう


ありがとうコザ

 

いつまでも大好きだよ!!

 

 

 

 

 




さようなら。