東京セレソンDX「くちづけ」
猛暑の中、ワクワクしながら新宿シアターサンモールへ。
東京セレソンデラックスの「くちづけ」という芝居を観に行ってきた。
今回は旗揚げ10周年記念公演。しかも久しぶりの新作。
あ~、やっぱり良い!!
面白かったし、ドキドキしたし、そして泣いた。
この感情の起伏って、映画とかドラマ観ていても、他の劇団観ていても、なかなかない。
しかしセレソンは、毎回ハズレなし。必ずこちらの感情を揺さぶって来るのです。
あ・・・そういえば、
セレソンの出会いを書いたこと無かったので、
今日は、ここでちょっと詳しく書いてみようかと思います。
セレソンとの出会いは、四年前。
彼らが初めてテレビ番組に進出した「魁!セレソンDX」のホームページのご依頼を頂いたのが最初。
その時の一番最初の打ち合わせの様子は今でもはっきりと覚えています。
劇団プロデューサーの方のプレゼンがとにかく情熱的でした。
「とにかくまずは、セレソンの芝居を観ていただけますか。
そして、面白い!やろう!と思っていただけたら是非お願いしたいです。
逆に・・・うーん、と思うようだったら断ってください。
この劇団の芝居に本気で、本気で共感していただける方と一緒に、
最高のエンターテインメントを作っていきたいのです。」
という、今まで聞いたことのないほどド直球で心意気むき出しのオファーに「うおっ、すげえ!」と驚きつつも、
自分自身も、心のこもらない仕事はやってはいけない、し、それでは良いものは出来ない、
と常々思っていたので、イマイチだったら本当に断るつもりで劇場に向かいました。
(でも、ホントは断りたくないので、もしそうなったらどうしようと若干ドキドキしてたけど。笑)
その時は「流れ星」という、うつみ宮土理さんが主演の演目でした。
照明が落ちて、芝居が始まると、
気がついたときにはもうドップリと芝居の中に入り込んでいました。
・・・・凄い。面白い!
そして、舞台のクライマックス。
気がつけば・・・・バンバン涙を流してる自分。
それまで僕は、家で一人で映画観てウルっときたりとか、そういうのはあったけど、
映画館とか、劇場とかで、人がいっぱいいるところで泣いたことはなかった。
ちょっと恥ずかしいし、とかね。そういうのでたいがい踏みとどまってました。
でもその日は全然違った。
もう、そんなのどうでもいいってくらい感情が揺さぶられてしまった。
魅力的な役者、舞台装置、そして何より、ストーリー、脚本。
なに?この劇団!凄いぞ、これ!?
僕のいだいていた懸念は、本当にアホかっちゅう感じで、
そんなものは軽く吹き飛ばしてしまう、凄みのようなものさえ感じました。
そして、その日のうちに、
「もうね、僕は、本気でやらせていただきますよ。」
と答えて帰りました。
そして、夏休み返上で、気合入れて作ったのが、このサイト。
http://www.tv-osaka.co.jp/seleccion/
役者さんの声を録音したり、サイト用の曲を作ったり、
宅間さんに歌を歌ってもらったり、とにかくやりたい放題楽しんで作りました。
その分超大変だった。笑
その甲斐あってか、とてもサイトの評判がよく、
番組が終わった今でもホームページを残してくださっています。ありがたや。
(手前味噌だけど、今見ても、良いサイトに仕上がったなぁ!と思います。)
その後、「歌姫」「夕」「流れ星」のDVDのメニュー画面のデザイン・制作などで
関わらせていただきつつ、お付き合いを続けさせていただいてます。
始まりは、ざっとこんなところ。
さてさて、今日の「くちづけ」の感想。
まだまだ公演中で見てない方もいらっしゃるので、ほとんど何も書けないんだけど、
感激したので、これだけは書いておきたい。
今回出演の、金田明夫さんがもう、ホント素晴らしかった。ハンパじゃなかった。
テレビではよくおみかけしているけど、生のお芝居を拝見したのは今日が初めて。
舞台を見て一発でファンになりました。
積み上げてきた演技の深みがステージから波動のように伝わってくるというか。
凄い静かなんだけど、そこからズワーッと何かが飛んできてるみたいな。
・・・うん、だめだ。俺、表現するのにボキャブラリーが足りない。
言葉や文字では伝わらないと思うので、書くのはここまで、あとはとにかく、観てください。
僕は演劇ドップリの人間ではないし、セレソンだけしか見ないわけでも無く、
なんでもいろいろ観に行くので、
これはフラットな気持ち・立場での意見だと思って聞いてください。
東京セレソンデラックスをまだ観たことがない人は、
騙されたと思って一度観に行ってみてください。
芝居を観たことがない人も、たまに芝居行く人も、結構好きでよく行く人も、
どんな人にももれなくオススメできるお芝居です。
そして、心に必ず何かを残してくれるお芝居。
日常生活の中で、それってなかなか無いことだと思います。
僕は、この劇団と、このお芝居と出会えて良かった。
観る度に、クリエイターとして、人間としていろいろ学ぶことが沢山あるし、
単純に、楽しい事が増えた。これは多分、運命だったんだろうな。
このブログを読んでいることも、一つの運命、ご縁だと思うのです。
だから、その縁を信じて、是非一度観に行ってもらいたい、と思っています。
「くちづけ」は8/1まで、新宿シアターサンモールでやってます。
http://www.ts-dx.com/next/kuchizuke/
9月には大阪、10月には名古屋と札幌でも公演があるので、
今からチェックしてスケジュール空けておくと良いかもよっ。
俺、あと3~4回観に行く予定です。
えーっ、何回も観るの?って思うだろうけど、一回観たら、その気持がわかります。笑
終演後、楽屋にて宅間さんと。若干テカり気味。だって暑いんですもの。笑


