2024黒部五郎山行 その2 | 武蔵野台地調査隊

武蔵野台地調査隊

武蔵野台地の湧水と北アルプス中心の登山日記です


前回秩父沢まで書きましたが、それより手前の小池新道の上り口付近に昨年までと違った景色がありました。

 

この沢なんですが、多分昨年までなかったものです。土石流があったようで、流路が変わったのか、新たな流れができ、橋も架けられていました。

 

秩父沢からイタドリが原、シシウドが原当たりは晴れ間が差し暑かったです。

それでも今日は鏡平までだと、気楽にゆるゆる上りました。

10:40ごろ、鏡池に着いた時、曇っていてまたもや鏡槍は見れず。近くにいた九州弁の兄さんは、初めて来たが見れなくて残念だと。私らは5回目だがまだ一度しか見ていないと、慰めにもならない言葉をかけていました。

 

しかし、汗だくで鏡槍どころではなく、いの一番にこれです。火照りを覚ますには最高です。

 

受付をすませたら、はやランチに。

昨年美味しかった牛丼と、味噌ラーメン。醤油ラーメンはメニューから消えていました。

雨も降り出したりで、しらばく部屋で昼寝💤

 

今年も池の水はやや不足のようですね。

昼寝していたら、外から声が聞こえました。槍が姿を現したと。

 

急ぎ、鏡池へ。これで2度目かな。

しかし、すぐに曇ってしまい、この後はまた雨が降りました。今回は、スマホで読める電子書籍も準備したので、暇つぶしになりました。涼しい環境でゆっくりできるのは嬉しいです。

 

やがて夕食です。家庭料理的でとてもおいしい。もちろん生ビールも頂きました。

 

夜中もかなり降りましたね。まさか新たに台風が発生するとはわさび平では気づかず。電波無し。

結果的に影響はなかったが、この時点ではまた一昨年の悪夢も想定されましたよ。

 

翌朝、5時に朝食でした。この日は双六に上がるだけで休養日みたいな日。気持ち的にも楽に臨みました。6時過ぎに出発。雨に遭うかもしれないから合羽着てスタート。おかげでリュック軽い。


では鏡平から双六小屋までのルートを見ておきましょう。



 

曇りで涼しい。雨はなし。

 

 

 

弓折中段の池、昨年はなかった水が今年はある!

 

高度を上げ、弓折乗っ越し付近では、槍〜穂高連峰が見えていました。

 

約1時間で乗っ越し着。

 

乗鞍、笠ヶ岳方面。昼頃には雨になると聞いていました。弓折乗っ越しで休憩中に聞こえてきたのは、昼から雷の危険ありと。見えている弓折岳によるかとの案もあったが、降られる前に双六へ向かうことにしました。

 

この稜線は高山花の宝庫なんです

 

ヨツバシオガマ?でしょうね

 

岩桔梗 今年も出迎えてくれてますね

 

シモツケソウかな?

 

9時前には到着しました。

予定通り早く着きましたね。まだ、部屋の掃除中ですから、外で喉を潤したりで一服します。

 

お部屋は蚕棚の下にしました。準個室のような部屋でラッキー。隣に他人がいないのはストレスが少なく。寛げます。

 

ランチまでまだ早いし、雨はまだだから西鎌尾根側に15分ほど登って高みの見物としました。双六岳を背景に双六小屋を見下ろします。

 

丸山、三俣蓮華岳へと続く稜線

 

 

 

鷲羽には雲がかかり中々とれませんが、昨年お世話になった三俣山荘が見えています。しばらくここで、のんびりしました。毎日朝は晴れて、なんか昼頃になると雲が集まりはじめ、午後は雨になっています。この日も。天気予報はその日のうちにも変化しました。山の天気は変わりやすいい。

お昼には、旨煮ラーメンとおでんを食べました。ビールも。

 

そして、やっぱり降ってしまった。

つづく