スイスアルプス探訪記 5 最終回 | 武蔵野台地調査隊

武蔵野台地調査隊

武蔵野台地の湧水と北アルプス中心の登山日記です

今回の旅の最後のハイライトは、ユングフラウ観光でした。朝からユングフラウヨッホの展望台に上がり、アイガーグレッチャーまで下り、そこからクライネシャイデックまでトレッキングを楽しんだら、メンバーは一旦解散となりました。

 

 

日本の北アルプスでも見られる、ミヤマダイコンソウですね。

 

 雄大なアイガー、メンヒを望みながらの気持ちがいいトレッキングです。登山道もよく整備されています。

下りの勾配はそこそこありましたので、トレッキングするなら、ミドルカット以上の靴が無難です。

地元の人たち(欧州人)はみなさん軽装で登山しているようでした。鉄道、ロープウェイが密に運行されているので、いつでもリタイアできるからでしょうかね?

 

 

昔の山小屋を記念館のように見せてくれている場所です。

 

ユングフラウのと前鉄道はこの広大な風景にとてもマッチしていて絵になります。

 

人工雪のための貯水湖だそうです。アイガーや連なる山稜を鏡のように映しだしていました。

 

 

あらためて大容量のアイガーには圧倒されます。この山をトンネルで貫いて登山鉄道でユングフラウヨッホに上がっていたのです。日本には同様のものはありません。スイス人は凄い発想で建設をするものです。

 

クライネシャイデック駅まで下りてきました。1.5時間ぐらいかかりました。ここには老舗のホテルがあります。

今はこの2棟が一つのホテルになっていますが、じつはかつてはライバル同士で、右のホテルはアイガーの視界を遮るように建てられたのだとか。

 

 クライネシャイデック駅で解散となり、遅いランチです。朝FUCKSで買ってきたほうれん草のキッシュとパンを食いました。

そしてこの電車にのって山を下り、ウェンゲンで下車。ここからロープウェイに乗り換えて、メンリヒェンという高地の展望台へ向かいました。

 

ロープウェイは、標高を一気に1000m上がり、ユングフラウが近づいてきました。

乗車してから知ったのですが、なんとこのロープエー、屋根の上に展望お立ち台があります。



5フランだから約1000円追加すればお立ち台で展望できたようです。残念。

 

メンリヒェンの展望台は圧巻の眺めでした。天気も良し。ここに立ち寄れてよかった。

 

 

 アイガーとメンヒです。もう忘れていましたが、25年前のアルバムを見たらここからクライネシャイデックまでハイキングを楽しんだようです。今日、トレッキングを終えて、昼に解散した場所がクライネシャイデックです。

 この展望台がこの旅行で最後のハイライトとなりました。別のロープウェイでグリンデルワルトのほうに降りて、街に寄っていくことにしました。もう夕方なんですが、この国は21時ごろまで明るいのです。

 

グリンデルワルトには25年前に宿泊しました。この日は下界はやや暑かったです。それでも25℃くらいかな。標高は1000m程度なのでツェルマットよりは低いですね。

 

 アイガーなど高い山々が目の前にそびえていて壮観な眺めの観光都市です。名残惜しかったですが、楽しかったスイスアルプスの観光も終わりです。明日は帰国の途に就く日。
 
帰国する日の朝、綺麗に晴れて、インターラーケンの街からユングフラウが見送るように姿を現してくれました。
これにて、8日間のスイスアルプス探訪の旅は終了です。もうスイスには行けないだろうなぁ。