スイスアルプス探訪記 3 | 武蔵野台地調査隊

武蔵野台地調査隊

武蔵野台地の湧水と北アルプス中心の登山日記です

前日に行ったゴルナーグラード展望台からの眺めをパノラマ撮影したものがありますので、掲載しておきます。

 

 

 

 

このパノラマはiPhoneで撮影した横長画像をアプリ(unsqured)で5分割したものを指でスライドできるようにしたものです。

左側からゴルナー氷河が右のグリンツ氷河に合流。

背後には左からモンテローザ、リスカム、双子山のカストルとポルックスやマッターホルンが勢揃い。壮観な景色です。千載一遇の眺めでした。

 

 さて、ツェルマット2日目は標高3800mのマッターホルングレイシャパラダイスまで上がります。下の地図の右上ですな。

 

 

 

ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで一気に上がっていきます。

 

この日は雨の予報でした。

皆さんカッパ着てスタート。ややブルーな気分ですが、前日の快晴でかなり満たされてますので、皆さん明るい。

 

上がっていくと、それほどの雨でもない。

雨雲の上にでたようです。

眼下にはTheodul氷河。テオドゥル氷河と読むのかな?

 

 

 

 

頂上は雨が上がっていました。

後年にマッターホルングレイシャパラダイスと名付けられたようですが、前回来た時はクラインマッターホルンと呼ばれていました。

展望台からは雲がややありました。一旦下の氷河トンネルを見学に。

 

 

 

 

 

 

雪が強く圧縮されてできるのが氷河。手で触れても全く融けないので、つるつる。

そうこうしているうちに霧が晴れたようで、再び展望台へGO!

 

 

すっかり晴れてくれました。

マッターホルンは昨日より遠くにあります。

その後、ロープで少し降りてフーリから下山のハイキングです。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ロープウェイはテオドゥル氷河の真上を通ります。氷河は碧く見えることがあります。

 

雪が厚く積もりその重さで圧縮されて堅くなったのが氷河らしいです。

 

途中見えた山小屋です。すごい眺めですよ。泊まってみたくなります。

 

リスカムかな?

 

これも氷河が削った谷だろうか。モレーンとよばれる氷河堆積物が見える。

 

マッターホルンがずいぶん近くなりました。

 

この日のトレッキングは時々雨なので1番下の方のフーリ駅から山を下りました。

スイスの高山花は日本アルプスのとほぼ同じものがありました。少し小ぶりの印象。

これはフウロです。

 

日本ではシオガマと呼んでます

 

登山者のための標識

 

途中に経由した村落です。食事ができるお店もたくさんありました。

 

この辺りの伝統的な瓦と床下のネズミ返し。確かにネズミは外から入れませんな。この辺りの地質は片岩という平らな板状構造の岩盤を見かけます。

 

 

 

                                               

これが片岩です。昨日逆さマッターホルンを歩いている時に見た岩です。

ゆっくり歩いて最初に出発したロープウェイの駅に到着後解散。

ホテル近くまで戻り、駅前の店でパスタとビールのランチ。日本だとファミレスくらいのグレードです。2人でなんと一万弱。ざっくり3倍のイメージですな。アルプス一万弱か。

 

このあとは、夕方まで再度ゴルナグラード鉄道で上がりましたが、雨が降り出し雲でよく見えないので下山しました。

つづく