健康については、わくわくフレンズの前身となるグループで10年近く
勉強会を重ねてきました。
「病気になったらまず病院へ行き、お医者さんに診てもらい、
薬をもらって指示された通りに飲む」、ほとんどの日本人は、
これが病気を治す【常識】として当たり前に思っています。
私も、若い頃から60年以上にわたって何の疑いもなく
この【常識】に従った人生を送ってきました。
ところが、10年ほど前の体験からこの考えが
180度ひっくり返ってしまいました。
当時、心臓が悪く(病名は特発性心房細動)薬を飲んでも良くならず、
かかりつけの院長先生の勧めで名古屋の大学病院で手術を受けましたが、
完治するどころかますます悪化していまいました。
最先端を行く大学病院でも治らないということは、
現代医学ではどうにもならない状態で、
命と向き合う毎日が続きました。
生きることを諦めかけていたその時、私の心臓に奇跡が起きました。
現代医学でない方法で治ってしまったのです。
そんな体験をしてからはじめて、これまで全く関心がなかった
健康について真剣に考えるようになりました。
70歳になって初めて猛勉強をし、「健康管理士一般指導員」という
資格をとり、得た知識を基に周りのお友達と話し合い、
少しずつ実践する中で真の健康を取り戻すことができました。
あれから10年、当時治療を受けていた‟水虫”‟歯槽膿漏”までも完治し、
年々元気になるという有り難い人生を送ることができています。
‟今現在地球に生きている人間は、誰一人、未来永劫生き続けることは出来ない。
100%死を迎えなければならない運命にある”
これほど確実なことはこの世にないわけですが、
善悪二元論が支配的な現代社会においては、
死は消滅であり、敗北です。これほど悲しいことがあるでしょうか。
今のままでは、我々は必ず訪れるこの死を敗北として
受け入れるしかないのです。
そして絶望とともに、この世を去ることになるわけです。
骨肉腫のため13歳で逝ってしまった猿渡瞳さんが、病魔と闘う中で綴った詩
みなさん、みなさんは
ほんとうの幸せって
何だと思いますか
実はしあわせが、わたしたちの
一番身近にあることを
病気になったおかげで知ることができました
それは、地位でも、名誉でも、
お金でもなく、
「今、生きている」
ということなのです
今、生きていることに感謝する。病とともに生きていくうえで、
とても大切な姿勢です。
【見えない世界の科学が医療を変える 長堀 優 著より】
私たちは‟死”と向き合ってはじめて生きる目的、
生きていることへの感謝を知ることが出来ます。
病気になってはじめて‟健康”の有難みを知ることができるのです。
これからも、仲間たちといっしょに健康生活を目指し、
〘ピンピンコロリ人生〙を全うしていきたいと願いながら
「健康おしゃべり会」を継続していきたいと思っております。
〘健康おしゃべり会〙
●毎月一回 (開催日 未定 時間 13:30~15:30)
※開催日はフェースブックでお知らせします。
場所:わくわくフレンズ「憩いのひろば」
桑名市大山田2丁目7-14