釘打ち製本のバラシ再製本 | 葛飾区のコピー製本専門店 - 太陽社 です。

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1961年の創業以来、東京都葛飾区や千葉県松戸市、埼玉県三郷市などを中心にコピー製本と紙情報のデジタル化サービスに携わってまいりました。お客様とのエピソードやコピー製本の最新情報を書き留めています。

久しぶりに釘打ち製本のバラシ作業、再製本のご注文を


頂きました。



こちらの製本は借り物ということです。


製本をバラす目的は、スキャン作業をするためで、


そのスキャン作業も承り、スキャン終了後再製本を


して、製本は速やかに借主様に返却したい


とのことでした。




当初、お客様ご自身でバラシ始めたらしいのですが、


A4の青焼きで複写製本された計算書で、


釘がかなり錆び付いて、ニッパで釘の頭を


つまんで抜こうにも、簡単ではありません。


そこで、元々、青焼き製本屋さんの当社にお声が


かかったようです。



 

無事、バラシ、スキャン、再製本作業は完了いたしましたが、


この作業の中で一番労力のかかる工程は製本のバラシ作業


なんですね。


我々業者さんや、経験なされた方ならわかると思いますが・・・・。




ついでにお伝えすると、バラシ作業するに当っても、再製本


のことを考慮しながら分解バラシ作業をしていきます。


(いかに再製本がスムースに作業できるかを考慮しながら


バラシます。)



製本の分解バラシ・再製本って、意外と大変なんですよ!




参考までに製本で錆び付いた釘と、


再製本のテープを巻く前の釘留め製本の写真です。


(ちなみに、今回は鉄釘ではなく、ステンレスの釘で止めました。)


           ↓



錆び釘、ステン釘