くるみ製本で、背文字印刷有りと無しでは・・・・ | 葛飾区のコピー製本専門店 - 太陽社 です。

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1961年の創業以来、東京都葛飾区や千葉県松戸市、埼玉県三郷市などを中心にコピー製本と紙情報のデジタル化サービスに携わってまいりました。お客様とのエピソードやコピー製本の最新情報を書き留めています。


論文や報告書などの くるみ製本 で、背文字を印刷する場合と


しない場合とでは、急ぎの対応と製本作業の手間が違ってきます。



製本の背中にタイトル等の文字印刷が無い場合は、製本の背幅の


厚み分の寸法を多めにとり、表紙の印刷を先行して進めることができます。



表1(おもて表紙のことです。) の印刷を先に仕上げておけば、本文の印刷が


終了次第、製本作業に取りかかれますので、表紙作製にかかる半日~一日


の時間を短縮し納期を縮めることができるようになります。




しかし、


製本の背中に文字印刷をして くるみ製本する場合、製本する本文の印刷物


が仕上り、本の厚み(背幅)が確定しないと、くるみ表紙の印刷工程に


進めません。本文の厚みが確定しなければ、背文字のセンター位置の


印刷がずれていまいますので。




連休明けの本日も、100部の無線綴じくるみ製本の急ぎを注文いただき、本文が


30ページ(15枚)程度の予定で背文字無しでよいため(というか、15枚では


背中に文字は入りませんので)、レザック用紙に表紙印刷を先行して作製


することになりました。


表紙の印刷は順調に進み、ご要望の納期には間に合いそうです。