おはようございます。桜丸です。

ループの架台についてです。

ループの架台は単管パイプです。

でもホームセンターで売っているような

普通の単管パイプではありません!!


ホームセンターのはメッキの48.6パイという直径が主流ですが、

ループのは亜鉛メッキの60パイという特注品となっています。

60パイというのだと手の平で握れないレベルの太さです。

亜鉛メッキは20年は軽くもつという優れものです。


そうすると頑丈でびくともしません。

あとループはだいたい縦に3枚、横に8枚並べますが、縦3枚の間は5cmくらい開いています。

つまり風の逃げ場があります。


この前の群馬のパネルとんだ事故は、

50kwを48.6パイの単管パイプをつなぎ合わせて

施工したはずです。


つまり構造上の問題がありすぎます。

風が下から上に吹きあげて、

その時の逃げ場もないようになっていたと思われます。


ループは風速40mは確実に耐えられるように

設計しています。

それに保険で保証されますし、パネル交換までの

機会損失部分も補償の範囲内に設定することができます。


またパネルが飛んで行って人や車に損害を与えたときの

ことまで保証できる保険があります。


でもその保険代は1年目はループがもってくれますし、

そのあともそこまで高くはないです。


あと、架台については

コンクリートで架台を固定する業者もいますが、

20年後あるいは30年後にどうするのでしょう。

その解体費用がばかにならないはずです。

解体した上で、産業廃棄物となるため特殊な業者に

頼まざるをえなくなります。

単管パイプであればユンボで引き抜くことが可能です。

単管パイプは1キロ10円くらいで業者が買ってくれます。

10000キロとかでしたら10万円。

逆に儲かっちゃいますね。


そういう将来の事まである程度考えて、

ループに決めました。


下記はうちの第一発電所です。

この周りは結構影の構造物が多いのですが、

ストリングスの配置を工夫することで発電量は他の場所と遜色がない

状況にまでなっております。

ただ、冬場は変わるかもしれません。。。


28.8kw、15度、1.5m間隔です。ご参考までに☆