次の日

上司「ちょっといいかな」

勤務中突然呼び出しをくらった

嫌な予感がした

面談を急に予定組まれたのである

職場は常に忙しい

正直上司と時間を作り話すのは難しい。

面談をくまれる場合
出張、異動、クレーム など必要な時にしか起こさない



上司「たい焼きさん宛にクレームあったよ
事実確認をさせてね」


記憶を辿ってみるが違和感がある施術をした記憶はない

上司から見せられる資料

〈昨日私がお手入れした方だ〉


その方はすごく几帳面らしく
肌の違和感を訴えお店に見て欲しいときたらしい

「昨日担当したスタッフが痛いと言ってるのに我慢するものだと言われた」

「痛い痛いといっても無視をされた」


私は記憶力がいい方だ
前日のことだし尚更だ


私は昨日そんなことはなかったこと経緯を説明

痛みを聞いたとき 平気と言われたこと

第一半年くらい勤務していれば
痛みを我慢する反応などわかってくるもの


結論をいうと
〈お客様の意見と相違がある〉
〈お客様が違和感を訴えてる以上それを受け入れるしかない〉

プライバシーの問題もあるので防犯カメラ、録音できるような機械は持ち歩いてないし施術室にない


痛みを我慢させる
たいやきさんはそんなことしないのはわかってる…でもお客様がこう言ってる以上
肩を持つことはできない

要は事実を証明できないということ



上司がその日確認をする限り全く肌に違和感はなかったし、

(トラブルがある場合は 水脹れ、赤み、湿疹 などが出ることがほとんど)

ただひりついて寝れなかったと。
だから皮膚科にいきたいと。
そんな施術があるなら解約したいと
(実はお手入れの時点で解約を希望されていた)

その後のやり取りは省略するが
結果 皮膚科でも違和感ないと診断され
診療直後に違和感はなくなり
直後に回復した




残ったのは
私がクレームを起こしたという履歴
私のどこにもぶつけられない思い


この突然の出来事が終わりの始まりだった。