やることをやらない子は親次第


3人目の子どもが今月産まれます!
妻と次男は
一足先に実家に戻り
ボクと長男の二人暮らしが
幕を開けました!


そんなボクに友人がこう言います。

    5歳児って言うこと聞かないでしょ?
    うちの子なんて
    歯を磨けといっても磨かないし
    ご飯の途中で遊びだすし
    幼稚園の準備をしろっていっても
    行きたくない~といって
    何もしない。
    言うことを聞かないから
    強い口調で言うと
    今度は反抗的な態度をとってくる。
    お互いにイライラがエスカレートして
    毎日が戦争状態‥


それはさぞ辛いでしょう‥
聞いているだけで吐きそうです‥


我が家とは全く異なる状況なので

その違いについて考えてみました。

 

というか

話を聞きながら

たぶんこれが答えだろうと思っていたんですが笑

正体は

”甘やかし”

だと思います。

 

 

子どもが自分で幼稚園の準備をしなくても

時間ギリギリになったら

親がやってしまう。

 

歯を磨かなくても

そのまま寝てしまえば

寝てるあいだに磨いしまう。

 

たぶんそんなところだろうと考えました。

 

結果

全部正解だったようですw

 



我が家では
子どもの能力に合わせて
子どもにも役割を担って貰います。


2歳になったばかりの次男は
自分の食べるご飯を自分でよそいます。

食べた食器を台所まで運び

食事用のイスも自分で片付けます。

おもちゃのお片付けも自分でしますが
本棚に本を戻すのは自分でできないので
お兄ちゃんの所に持って行って
お片付けして欲しいと伝えます。
(本は一定の法則に則って片付けられているので)

 

5歳の長男は
ご飯の用意はもちろん
食器洗いも自分でし
起きる時間
幼稚園に行く時間
寝る時間などの
時間管理も自分でします。

自分で天気を調べて
今日着る服を決め
幼稚園に雨具を持っていくべきか
水筒の水の量も自分で考え
自分で用意します。
今日は暑そうだから

多目に水を持って行こう!

とか。

自分のことは自分でする。
自分でできることは自分でする。

これが基本スタイルです。
 

親が勝手にやってくれるということはありません。

手伝って欲しい時は
自ら「お手伝いして」と言います。

黙っていても
誰かが勝手に助けてくれることはありません。


助けて!
手伝って!
と頼まれたら助けるのか?

というと
実はそうとも限りません。

自分でできないうちはやらなくていい。

できないままでいい。
自分でできるようになってから自分ですべき。

そう考えることも多いからです。

自分でブランコに乗れないのに
親に乗せて貰っている子をよく見かけます。
自分でブランコに乗れるようになってからでは
遅いのでしょうか?
何か不都合があるのでしょうか?



自分の能力が伴っていないのに
易々と達成できてしまう。

何の努力もしていないのに
易々と手に入ってしまう。

それよりは
自分の能力を高め
それが備わって初めて達成できる
手にすることができる。

そんな経験を積み上げていく方が
子どもの人生の幸福達成に寄与すると

ボクは考えています。


少し話題が逸れましたので
本題に戻ります!


自分のことは自分でする。
自分でできることは自分でする。


それを毎日の生活の中で
ひたすら実践していくと
すくすくと自立心が芽生えてきます。

5歳で随分と立派な男子に育ったと思います!

(ただの親馬鹿かもしれませんが笑)


責任感や使命感は
自立心の上に育まれる

とボクは思っています。

そして
強い責任感使命感を持って生きることで
周囲の共感と応援を得られ
多くの仲間ができ
更にその先には
嬉し泣きするほどのドラマが山ほど待っています。
人生の幸福度はどんどん上がり
あぁ何て恵まれた人生なんだっ!
神さまありがとうございます!!

と叫びたくなるハズです!!!


子どもに幸せになって欲しい!
そう心の底から願うボクにとって
この一連の行程は不可欠だってことです。


とはいえ
自分のことは自分でやりなさい!
といったところで
”甘やかしへの期待”

があっては
やりません。
自立心も育ちません。


まずは”甘やかしへの期待”を

子どもの心の中から

取り除く必要があります。

(そもそも

そういう期待が

芽生えないようにする方が

楽なんですけどね!笑)
 

 

そのために
まずボクが覚悟を決めました。
0.01%の妥協も許さない!
そんな鋼の意志で子どもと接すると腹をくくりました。

辛いですよ。
そりゃ辛いです。笑

かわいい子には旅をさせよ
そんな格言は世界中にあります。
 

ようするに
世界中のお父さんお母さんにとって
我が子に旅をさせることが
それだけ難しいってことです。

できないってことです。

子どもを甘やかす方が
親にとっては圧倒的に心地がいいですから。
 

でも
子どもの成長を願うなら
自分の心地よさを優先せずに
子どもに旅をさせる必要があるよと
世界中の先人がボクに教えてくれました。


甘やかしも妥協も排除し

子どもが心の中で

これは自分でやらないといけないことなんだ。
これは絶対にやっちゃダメなことなんだ。
この約束は何が何でも守らないとダメなんだ。

 

そう固く信じ
そう心に誓った瞬間
子どもの心の中から

不平不満が消え

ボクも子どももストレスから解放されます。


全ては甘やかしを無くすところから始まります。
とはいえ長男もまだまだ甘えたがります。
 

我が家では19時に就寝ですが
長男は頑張って18:30を目標に
やることをやっているようです。
 

そして18:30までに寝る準備が全て整ったら
甘えタイムスタートです!笑

ある日は
読んで欲しい絵本を持って来て
読んで欲しいとせがります。
ボクのヒザの上で読書会。

またある日は
一緒に飛んだり跳ねたり
振り回したりして運動会。


全て息子の要求するがままです。笑

目一杯甘えて楽しんでから布団に入ります。


寝る直前まで
洗い物をしろ!
歯を磨け!
着替えをしろ!

と追い回されるより
やることをさっさとやって
気兼ねなく遊んだ方が

100倍楽しい時間を過ごせる!
 

体験を通じて子どもが自ら学んだんでしょう。


イライラの時間から得られる物って何でしょう?
毎日毎日、イライラの時間を繰り返すことは
人生からどれくらいの時間を奪うのでしょうか?

やることをさっさとやる!
思いっきり甘えて遊ぶ!


イライラしている時間を
こんな時間に置き換えられたら
どれだけの経験が手に入るのでしょうか?
どれほどの成長に繋げることができるのでしょうか?


全てはボクたち大人次第だと思います