前期から今までとEMEmについて | SPiCa*Giving Days

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お久しぶりです

前期からずっと勝てないまま制限改訂もなく今期を迎えました
そんななか発売された「魔術師」のストラクチャーデッキ
初めて触ったペンデュラムテーマでペンデュラムコールであったり、クリフォートツール以来のスケールでアドバンテージを取れるカードが多く収録されていました。
またペンデュラムデッキは性質上激流葬がききづらいところはあるのでたいへん着手しやすいデッキでした。


まず、選考会には魔術師クラウンブレードを持っていったのですが
1回戦 不戦勝
2回戦 ぼうしさん@HERO巨神鳥型魔術師 ××-
という残念な結果に終わり西日本ベスト64で幕を閉じました


続いて発売されたディメンションオブカオスではペンデュラムテーマでは初となるリクルートというとんでもない効果を持った「Emヒグルミ」、アニメの効果のままOCG化された「Emミラー・コンダクター」という強力な新規Emモンスターが登場しました

発売されて初となるはっちcs個人戦ではヒグルミとミラーコンダクターを追加投入したEm魔術師を使用しました
結果は個人5-2でベスト7でした


この時期から最近の環境シェアトップである「EMEm」というデッキが現れました
このデッキはスケールの性質上巨神鳥やユニコーンといったペンデュラムと相性のいい大型モンスターを採用しづらい点、龍穴の魔術師のように召喚反応系や永続などの魔法罠に干渉しづらい点で魔術師デッキには劣るのですが、・ペンデュラム召喚に依存しない、・幅広い対応力がある、・リソースの確保が容易である点から魔術師デッキにはないメリットを持つ新しいペンデュラムデッキとして環境入りを果たしました


続くはっちcsチーム戦ではEMEmを使用して個人7-0、チーム5-2でベスト7
アラン尼崎店チーム戦ではEMEmを使用して個人5-0、チーム5-0で優勝
一昨日行われたはっちcsチーム戦ではEMEmを使用して個人7-1-1チーム9-0で優勝しました

一応一昨日の戦績だけ書いておきます
1回戦 EMEm ○○-
2回戦 EMEm ○○-
3回戦 しゅーまくん@HERO ×○-
4回戦 Em魔術師 ○○-
5回戦 EMEm ○×ED○
6回戦 しもんさん@Em魔術師 ○×ET×
7回戦 シード
8回戦 しもんさん@Em魔術師 ○○-
9回戦 こくえんさん@HERO ○×ED○
このような結果でした



続いて一昨日使ったEMEmのレシピです↓
メインデッキ41枚(モンスター34枚、魔法6枚、罠1枚)
EMドクロバット・ジョーカー×3
EMペンデュラム・マジシャン×3
EMパート・ナーガ×1
EMシルバー・クロウ×1
Emヒグルミ×3
竜剣士ラスターP×3
増殖するG×3
エフェクト・ヴェーラー×2
Emダメージ・ジャグラー×3
Emトリック・クラウン×2
Emミラー・コンダクター×2
Emハットトリッカー×1
超電磁タートル×1
ジゴバイト×3
デーモン・イーター×1
稲荷火×1
BF-精鋭のゼピュロス×1
ハーピィの羽根帚×1
ブラック・ホール×1
おろかな埋葬×1
揺れる眼差し×3
狡猾な落とし穴×1

エクストラデッキ15枚
爆竜剣士イグ二スターP×1
キングレムリン×1
Emトラピーズ・マジシャン×1
No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ×1
恐牙狼ダイヤウルフ×1
鳥銃士カステル×1
励輝士ヴェルズビュート×1
No.39希望皇ホープ×1
SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
ラヴァルバル・チェイン×1
フレシアの蟲惑魔×1
No.16色の支配者ショック・ルーラー×1
星守の騎士プトレマイオス×1
星輝士デルタテロス×1
セイクリッド・プレアデス×1

サイドデッキ15枚
魔道戦士ブレイカー×1
スターシップ・スパイ・プレーン×1
ギャラクシー・サイクロン×2
闇の護封剣×1
魔法族の里×2
激流葬×3
デビリアン・ソング×2
ダイヤモンド・ダスト×3








前置きが長くなりましたがEMEmについて少し話します
一般に使われているカードからあまり使われていないカードなど採用理由や枚数について


・EMドクロバット・ジョーカー
EMペンデュラム・マジシャンにアクセスできるカードでありペンデュラム・マジシャンから回収できるというループが発生する大事な初動ですので3枚です
シルバー・クロウやパート・ナーガにアクセスすることもできるのでユニコーンや影霊衣モンスター、ダークロウ(ドクロバットでパート・ナーガの効果を使うことで2400)なども倒せる優秀なモンスターになっています
また後述しますが魔法族の里を貼る際にドクロバット・ジョーカー+スケールにシルバー・クロウで21打点を簡単に擁立できるのも強いです


・EMペンデュラム・マジシャン
スケール効果もモンスター効果も優秀で大変強力なモンスターです
ドクロバット・ジョーカーをサーチできる唯一のモンスターであり破壊する効果はEmヒグルミであったり、ジゴバイトを破壊することでアドバンテージを得ることができます。
基本的には自分のスケール二枚を破壊して相手の眼差しをケアすることが多いですが、主に影霊衣であったり、ワンキルに向かう時、ヒーロー相手の時はスケールにあるペンデュラム・マジシャンとミラー・コンダクターは大切に扱うことを意識するといいです
打点を上げる効果は自分フィールドのエンタメイト全員ですので先行でドクロバット・ジョーカーとペンデュラム・マジシャンを出して放置してエンド、次のターン、スケールにペンマジを置いて一気にライフを取る、というプレイも少なくないです
エクシーズをする行為自体がペンデュラムデッキではリソースを削る行為ですので注意が必要です
枚数については強力なパワーカードである上にラスターPとの兼ね合いで3枚です


・EMシルバー・クロウ
これについてはよく聞かれるのがどうしてEMリザード・ローではないのかです
僕は今のところシルバー・クロウの方が強いと思っています
理由はまず一つが魔法族の里を採用しているということ
もしシルバー・クロウがないと例えばヒーロー相手にエアーマン通常召喚からドクロバット相討ちを取られそこから魔法カードの発動を許してしまいます
また強力なモンスターであるマジェスペクター・ユニコーンを倒せるようになります
またこのパンプ効果も対象は自分のEMモンスター全員なのでワンキルに向かう際大体1000くらいの打点のかさましができます
次に単体で引いた時の強さです
僕はコンボも大事だと思いますが一番重視するのは事故った時の対応力です
その点では一目瞭然シルバー・クロウは攻撃力2100にもなるモンスターとして下級モンスターのなかではかなり優秀な打点を誇ります
最後にスケールの話です
リザード・ローは効果の性質上どうしても相手ターンにスケールが一枚残りがちです
しかしこれはペンデュラムテーマミラーにおいては致命的なことで3枚眼差しを決められるのと2枚眼差しを決められるのでは被害の度合いに大きな違いが生まれます
以上の理由から1枚で必要だと考え上スケールはシルバー・クロウを1枚採用しました



・EMパート・ナーガ
ラグナ・ゼロとの噛み合いもあるのでヒックリカエルを入れていた時期もありましたがヒックリカエルではユニコーンを倒せず影霊衣モンスターを相手にする時トリシューラの影霊衣で無効にされてしまいます
またワンキルに向かう際も打点を上げてトラピーズ・マジシャンの二回攻撃を適用することで1200以上のダメージのかさましが期待できるのでパート・ナーガを一枚採用しました
下スケールについてはペンデュラム・マジシャンが、既に3枚入っているので既に充実しています
またキングレムリンでサーチできる下スケールになっています
リザード・ローを採用している場合上スケールもサーチできます
しかし上スケールが欲しい場合大抵ラヴァルバルチェインからジャグラーを落としてヒグルミをサーチするので間に合うので、リザード・ロー不採用はあまり気になりません



・竜剣士ラスターP
みなさん文句なしのパワーカードです
スケールは5でラスターヒグルミをする際には別に下スケールを用意する必要があります
打点も1850とかなり優秀でエアーマンやドクロバット・ジョーカーに競り負けないスペックを持っているのでこれでビートすることも少なくないです
またペンデュラムミラーではもちろん、他のデッキに対しても有効な効果を持つ爆竜剣士イグ二スターPを出すことができるのも評価できます


・Emモンスターについて
ハットトリッカーは必要な時が少なくとも来ますが素引きしたいことがあまりないのと2枚目以降が必要に感じた事がないので1枚
クラウンはサイチェンのしやすさとメインデッキ対決では2枚目以降が欲しいことがあったので2枚
ヒグルミは強力なパワーカードで文句なしの3枚
ミラー・コンダクターは一人回しをしている限りでは弱く感じるかもしれませんが影霊衣やEm魔術師、ヒーロー、フレシアなど環境のどのデッキにも強くジャグラーでサーチできる下スケールというのがかなり大きいです。ラグナ・ゼロとも相性が良く2枚目が欲しいことがかなりあったので2枚採用しました
ダメージ・ジャグラーはワンキル阻害、眼差しやノートゥング、ファイヤーフォースなど機会は少ないかもしれませんがいろいろ無効にできます
さらに1:1交換、もしくはクリボー効果を使用したあとにターン1でサーチまでついてくる最強カードです
ダークロウ下でも使用でき無効効果とクリボー効果にターン1はついていません
相手が突っ張ってワンキルに来る際にGで引き込みたいカードの一つです
文句なしの3枚採用です



・使い魔5枚について
僕は使い魔は今は5枚固定でジゴバイト:デーモン・イーター:稲荷火=3:1:1で貫いています
ジゴバイトはタイミングを逃すんですが優秀なリクルート効果を持っておりキングレムリンでサーチできる優秀な使い魔です
3枚目が欲しくなることが多々あったので3枚投入
また使い魔は同名が一体しか出せないので他の2体は散らしています
デーモン・イーターは使い終わったフレシアやヒグルミなどを割って攻め手に変換できるのでこちらも優秀です
また散らしている理由としてデーモン・イーター2枚だと墓地のデーモン・イーターでジゴバイトを割った際にせっかくのジゴバイトのリクルート効果が使えません
先程も言いましたがジゴバイトはタイミングを逃すのでペンデュラム・マジシャンをスケールに貼った状態でペンデュラム・マジシャンを出すとパンプ効果が強制チェーン1に入るのでジゴバイトを割っても何も起こりませんので注意です
枚数については引き込む確率の問題でいろいろ試しましたが5枚がいいと思います。変動するにしてもジゴバイトは3枚です


・手札誘発について
以前はGもヴェーラーも3枚でした
Gについては展開を抑制するor突っ張ってワンキルに来てもジャグラーやヴェーラーを引き込んで耐え切れば返す力が十分にあるデッキのため3枚でヴェーラーに関しては主にショック・ルーラーとヴェルズビュートに当てたかったのですが、二点の理由から1枚枚数を減らしました
1つはメイン一本目でEMEmが後攻を取るように変化したことです。
2つ目は一気に並べて封殺するプレイやショック・ルーラーをとりあえず出すプレイが激減したことです
この二つの変化はデッキの理解度とともに現れた変化であるため事故要因である手札誘発は減らしたいというのが理想ですのでヴェーラー1枚を減らしてG3枚、ヴェーラー2枚に落ち着きました

・BF-精鋭のゼピュロス
以前はラスターヒグルミで強い展開を追加できるということで話題になっていましたが採用理由はそのためではありません。
ゲーム中盤においてハットトリッカー1枚をサーチするだけで落としておけば4エクシーズがかくりつするところにあるようです。
実際これは教えてもらったことなのですが、一昨日1回つかっただけなので次回からは抜けていくかもしれません。


・超電磁タートル
これも教わったカードなのですが一番強かったカードです
このカードのおかけで拾えた試合が三本ありました
主にどのように使用するかですが、まずは一目瞭然エクストラターン、エクストラデュエルにおいてラヴァルバル・チェインで落として強いです
もうひとつはチェイン、キングレムリンなどの残ったら強いモンスターを並べて超電磁タートルを落としておくとかなりの圧をかけることができます
こういう状況ですとバトルフェイズを行い亀を使わせた後フレシアを追加し狡猾な落とし穴を使うなどかなり圧を強いることができます
もちろんこの2体は効果を使い終わったあとのモンスターですからこの2体に狡猾な落とし穴を使わせることが出来るなら十分な役割を得たといえます
実際に使ってみると強いモンスターなんで試してもらえると助かります


・採用した魔法カード
揺れる眼差しはこのデッキは唯一眼差しを強く打てるデッキなので3枚入れました
環境上ペンデュラムテーマの割合がかなり高くなっているのでその点有利だと思います
ハーピィの羽根帚は対ペンデュラムテーマで弱いかなと思いサイドに移していたのですが存外ペンデュラムテーマに対しても弱くなく、ヒーロー相手に打てばほぼ勝ちが決まるカードなので採用しました
ブラック・ホールは現状どのデッキにも強いので採用しました。
おろかな埋葬はダメージ・ジャグラーを落とすことで初動になりえたりプトレマイオスを立てた後に超電磁タートルを落としたりするなど強力なサポートカードです
ヒーロー相手に弱いのとショック・ルーラーに対して魔法全般が腐るのを嫌ったので魔法は極力少なめにするのがEMEmではベストです。


・落とし穴について
まず僕は今の環境罠自体が弱いと思っているので極力枚数は抑えました
神の宣告や警告は新しく追加されるカードについてはもちろん強く打てるのですが既に出ているカードについて他のカードだけで対応するのはかなり厳しい場面が多くやはり前で戦うのが賢明ではないかという判断をしました
そしてフレシアの蟲惑魔で落としても引いても強い落とし穴は採用しようということになりましたがまず、狡猾な落とし穴を採用し、次に何を採用するか考えました
蠱惑の落とし穴は主にヴェルズビュートとプトレマイオスなどに強いのですがヴェルズビュートはプレイスタイルの変化から出される機会がなく、プトレマイオス自体そもそもきつくないので不採用にしました
奈落の落とし穴は強いと思ったのですがなくても勝てており、勝ちを勝ちにするカード、して事故率を上げるカードという判断でした
時空の落とし穴はあまり評価は高くないです
そもそもライフコストがかなり厳しい場面が多いです
以上より狡猾な落とし穴のみの採用となりました
実際CSで困ったことはなかったので狡猾な落とし穴のみの採用が事故率の軽減などで一番効率がよくいい構成だなと思いました



最後にメインデッキで採用しなかったカードについて
・H・Cサウザンド・ブレード
お決まりのクラウンブレードの動きであったりミラコンブレード、ぜピュロスブレードなどコンボ性はかなりあるんですがプトレマイオスを出す機会の減少、事故要因である、などの理由から抜きました

・魔のデッキ破壊ウイルス
メインサイド、ヒーロー以外後攻を取ることにしていたので抜きました
神の宣告などと同じくあとから出てくるカードに対して強いカードなのであまり好きではないです
また海皇の減少も理由の一つです

・EMヘルプリンセス
使い魔でいい、の一言に尽きます
チェーンに乗る特殊召喚なのでGを食らうのも難点です
最初はGを確認できるのでいいと思っていましたがそもそも使い魔では使うか使わないかの二択をせまれるので踏むよりもプレイングで焦らしていく方が賢明だと考え採用を見送りました



全部書いているときりがないのでこのへんにしておきます
採用不採用については他に聞きたいものがありましたらコメントして下されば答えます
長くなってしまったので記事を分けて次の記事でサイドとエクストラについて話します
全部読んでくださった方長々とありがとうございました