四国八十八か所巡礼
「上がり三か寺」の起点である第八十六番札所「補陀洛山志度寺」
その境内にある三尊仏にはこんな言い伝えがあります。(以下さぬき市HPより)
高松藩祖松平頼重公が若かりし頃、些細な事から三人の近習、甲賀八太夫、甲賀五左衛門、大西
主膳に切腹を命じ、若い桜を散らした。それから長い歳月が流れた。晩年の頼重公はこの事をふかく
後悔し、阿弥陀如来、薬師如来、観世音菩薩の三仏を作り、高松市宮脇町のお山御殿に安置し、朝
な夕なに冥福を祈ったと言う。元禄15年(1702年)お山御殿が取り除けになる時、当時の志度寺の
住職同性が藩に願い出て、志度寺境内に移転した物である。
向かって右の薬師如来
左手の平に薬の入れ物の様なものが見えるかな。
薬師如来のお顔
続いて中央の阿弥陀如来
左右の手で印を結んでおられます。
阿弥陀如来のお顔
向かって右、観世音菩薩
髪型が如来様とは異なっております。
左手は蓮の葉でも持っておられたような形ですね。
観世音菩薩のお顔
三尊仏 揃い踏みであります。