三尊仏 | たいや旅館・おやじだより

たいや旅館・おやじだより

 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

 四国八十八か所巡礼


 「上がり三か寺」の起点である第八十六番札所「補陀洛山志度寺」


 その境内にある三尊仏にはこんな言い伝えがあります。(以下さぬき市HPより)


 高松藩祖松平頼重公が若かりし頃、些細な事から三人の近習、甲賀八太夫、甲賀五左衛門、大西


主膳に切腹を命じ、若い桜を散らした。それから長い歳月が流れた。晩年の頼重公はこの事をふかく


後悔し、阿弥陀如来、薬師如来、観世音菩薩の三仏を作り、高松市宮脇町のお山御殿に安置し、朝


な夕なに冥福を祈ったと言う。元禄15年(1702年)お山御殿が取り除けになる時、当時の志度寺の


住職同性が藩に願い出て、志度寺境内に移転した物である。




向かって右の薬師如来


左手の平に薬の入れ物の様なものが見えるかな。


たいや旅館・おやじだより-三尊仏1



薬師如来のお顔


たいや旅館・おやじだより-三尊仏2



続いて中央の阿弥陀如来


左右の手で印を結んでおられます。


たいや旅館・おやじだより-三尊仏3



阿弥陀如来のお顔


たいや旅館・おやじだより-三尊仏4



向かって右、観世音菩薩


髪型が如来様とは異なっております。


左手は蓮の葉でも持っておられたような形ですね。


たいや旅館・おやじだより-三尊仏5



観世音菩薩のお顔


たいや旅館・おやじだより-三尊仏6



三尊仏 揃い踏みであります。


たいや旅館・おやじだより-三尊仏7