JR西日暮里駅を見下ろせる台地に「諏方(すわ)神社」があります。調べてみますと、この神社は、長野の諏訪大社の分社で、明治時代には西日暮里、谷中の総鎮守として信仰を集めたとのことです。御祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)、かの大国主命の子供だということです。
「諏方神社」の入り口にある鳥居
境内側から見たところです。境内は樹木に覆われ昼間でも薄暗い。
境内へ入ると黒い狛犬が現れ、一瞬ぎょっとします。その顔は明らかに素人手と思われる彩色が施されております。
ちょっと怖いでしょ。
木漏れ日がさくらの葉を照らしています。
狛犬の台座には「れ組」の文字が
調べによりますと、「れ組」とは、江戸町火消九番組(れ、そ、つ、ね組)のなかの「れ組」で、根津、千駄木周辺をテリトリーとし、225人が活躍していたということです。
拝殿に通じる階段横に灯篭があります。
灯篭の台座には「闇照」の文字が刻まれております。
おやじ「闇照」に惹かれました。
諏方神社の拝殿
鳥居にはやはり赤字で「れ組」の文字があります。
境内の大いちょうの下でスケッチでもされてるのでしょうか。