先日タクシーの運転手さんが
なんと英語が堪能で、
タクシー無言地獄から解放されて
とても楽しいおしゃべりになりました。
私が英語を話すと、途端に喋らなくなるタクシーの運転手さん
私が廟巡りが趣味ですとお伝えすると
「台北も新竹の廟もいいでしょう~♪」
「そうだね~廟巡りが好きなら
台南に行かないとね」
僕が行ってあげてもいいよ~とさりげなく宣伝
「台南の廟は歴史もあるし、大きいよ」
ただね・・・。
「うるさいんだわ~音楽も大爆音量」
ハハハハ~と優しい運転手さんでした。
人も明るいし、楽しいよ~と
進めてくださいました。
やっと地元の方とお話ができて
嬉しかったです。
さて、その廟巡りをしていて
とても不思議だと思うことをご紹介します。
というか
度肝を抜いた出来事と行った方がいいかもです。
今はもう慣れましたけど。
映画のクライマックスで
スクリーンの前を
堂々と歩くような感覚です。
それでも祈られている方も
全く動じません。
これもすごいです。
ここは皆さんが
神様と自分だけの世界で祈っています。
もちろん国民性もあるでしょうけれど
その集中力はすごいです。
日本で参拝している人と
お賽銭箱の前を横切れる強者は
いないですもんね。
前に書いたかもしれないのですが、
いくらお参りの順番を待っていても
グルグルと変な踊りをやめなかった
おばさんのお話をしました。
他人なんて目に入っていません。
見えていません。
こんなに没頭して祈ったことはないので、
台湾の国民のすごさを垣間見ました。
変な踊りのおばさんですが、
神様はそのおばさんの踊りを
ちゃんとご覧になっておられました。
なんていうか・・・。
神様も無言無表情でご覧になっていて、
その光景はそれなりにシュールで印象深く・・・。
一体どんな願いなんだろうな~と
ちょっと思いました。
静かな廟といわれた新竹ではありますが、
皆様の心の声がとっても大きくて
実は静かだと思ったことがなかった私でした。