さて、昨日から続いた
おひとりさま台北レポートですが、
私は廟巡りを慣行しております。
日本での仕事の時もそうでしたが、
今回もマジで飲まず食わずでしたので、
この原動力は何だろうと不思議です。
後半戦の2つの廟はこの界隈です。
一つは 艋舺青山宮 通称青山宮
青山宮は1854年に建立されたもので、
台湾では歴史も古いですね。
町中に急に現れる大きな門。
参道みたいに見えますが入って左手にあるんです。
祀られているのは霊安尊王で、青山王と呼ばれます。
そもそも「青山王」、 「霊安尊王」とは、
三国時代の孫権の将軍であった張滾のことなのだそうです。
彼は泉州恵安(中国)を治めることに功をなした人物で、
没後に青山宮が建てられました。
青山王は疫病を鎮める能力をもち、
司法を掌り、善悪を懲罰すると言われています。
その中国にいた青山王を台湾へ持ち帰ったのが
中国出身の漁師さんだったそうです。
持っていけるのか?という突っ込みは置いておいて。
というのも1851年~1861年の間、
台湾の萬華の町に疫病がすごくて流行ったそうです。
その疫病をおさめていただきたく、
漁師の方がお招きしたことが
こちらの青山宮の始まりだそうです。
青山王様の後ろを回るとおられます・・・。
すごくわかりにくい。
しかも移動中
神像がここの地域から突然動かなくなったというから
ここが神様が選んだ場所なのですね。
ふらりと呼ばれていったところにあった階段。
案内がわからない・・・・こわくないですか?
からくりのように3階建てになっています。
行っていいんでしょうか?という感じで登る私。
天上聖母様!来てよかったみたいです。
関聖帝君さま
赤いお顔が猿田彦様と被ってしまう・・・。
3階に行くと将軍様達がおられました。
そして南斗星君さま
北斗星君さま
こちらでまた北斗の神様にお目にかかれたのは
ちょっと嬉しかったです。
三階にはテラスがありました。
サイドがちょっと開けているので行ってみたけれど、
崩れたら大変だと思ってすぐやめた。
寄ってみますと、門の素晴らしい装飾が
本当に間近で拝見できます。
左の建物は普通のアパート。
毎日三階の神様にお目にかかれますね。
素敵な石の彫り物にみせられながら、
急な階段を下ります。
よくあるこのネオン街のような装飾なのですが、
今回近くを通ったので見たら・・・。
え・・・。
ミニ青山王様がたくさん・・・・。
ただの照明ではなくて
こうしたミニ神様がたくさん連なっておられたのか!!!
驚いて、声が出たよね。
ちょっと恐怖。
最後は皆様もよくご存じのあそこです♪
歩いて行けるのです♪