摸心肝想看覓 -許富凱+曹雅雯-
最近の芸能ニュース（SMAP解散騒動、石坂浩二降板など）を見て思うことは
芸能事務所や制作会社など、裏方の人間があまりに力を持ちすぎているということ。
視聴者やファンの意向は優先されず、裏方と芸能人の人間関係が良好であるかどうかで
その芸能人のテレビへの露出は決定される。
裏方と芸能人は密接不可分の関係であるのは確かだが、主役であるはずの芸能人が
病気や事故でもないのに突然番組を降板したり、最悪のケースではテレビの世界から
干されることが多々見られるのはあまりにも健全さを欠く。また若手のデビューや売り出しに
関しても、裏方（有力者）の気分次第、匙加減にかかっているというのは公平性を感じない。
そういう観点からは、昔日本でもやっていた「スター誕生」など公開の場で
芸能人の能力を審査し、デビューさせる企画は芸能界の「可視化」という点で
悪い企画ではない。
台湾の歌手の大半は日本で言う「スター誕生」のような公開オーディション番組の
出演歴がある。弊ブログで折に触れて紹介する「明日之星」もそのひとつである。
ということで今日は「明日之星」からデビューした気鋭の若手歌手２人のセッションを（笑）
曲目は「摸心肝想看覓」（原唱黄乙玲）。
遅くなりましたが今年も宜しくお願いします。