昨日、私の台湾の友人も居ても立ってもおられないということで、烏来へ行ってきた。
見るも無残・・・何もない!
彼女たちは、残っている慰霊碑などを涙しながら、きれいに拭いてきたということだ・・・
(メインの慰霊碑文字部分が板で覆われている 李登輝氏の揮毫までもが・・・)
実は、24日に黒いビニールをはずして撮影した写真がある。いったい何が問題なのか!中国時報(大陸系台湾の新聞)の誤訳が事を大きくしている。
中央の慰霊碑を除いて、これらは、今回新設されたものではない。以前の場所にあったものをこちらに移設してきたものです。
24日、元義勇兵の秋野氏が大声で叫んでいました。北京語でしたが・・・「李登輝は国民党だった!なぜ、同じ国民党の後輩の周がこれを撤去するのか!あの慰霊碑の中には、何千人という友が眠っているんだ!」
また、台湾の報道では、日章旗が翻っていたとあるが、それは、彼ら高砂義勇隊の隊旗であった。
台北縣長は、歴史認識に問題があるとか、軍国主義的であるとかのうたもうているらしいが・・・彼ら原住民の史実を歪曲してはならない。あえて美化する必要もないかもしれないが、少なくとも多くの日本人の彼ら義勇兵たちへの感恩は、ここに残すべきであろう。これが、この事実が台日の絆を更に深くするものだから・・・