おはようございますびっくりマーク



神田ですウインク








「ねぇねぇ、私の話聞いてよ!」

そんなふうに、いつも自分のことばかり話してくる人、あなたの周りにもいませんか?

最初は「まぁ聞いてあげよう」と思っても、だんだん疲れてしまう…。
それでも「話を聞くのは優しさだし」と無理して付き合っている人も、多いのではないでしょうか。

でも結論から言います。
「自分のことばかり話す人」からは、離れた方がいいです。

なぜなら、その人と一緒にいると、あなたの「心のエネルギー」がどんどん削られていくからです。


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  「話を聞く=優しい人」ではない


日本では昔から、「人の話をよく聞く人は優しい」と言われてきました。
確かに、相手の話をしっかり聞けるのは素晴らしいことです。

でも、それが「自分の時間も気持ちも犠牲にしてまで相手に尽くす」ことになっているなら、話は別です。
相手がいつも自分の話しかしない。
こちらが何か言おうとしても、すぐ話題を奪われる。
そんな関係は、対等なコミュニケーションではありません。

優しさと我慢は、まったく違うもの。
「聞いてあげる」ことが「我慢」になっているとしたら、それはあなたの優しさが利用されているのです。


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  話す人=「承認を求めている人」



では、なぜ人は自分のことばかり話すのでしょうか?

心理学的に見ると、これは「承認欲求」が満たされていない状態。
つまり、「誰かに自分を認めてほしい」「すごいって言ってほしい」という気持ちが強いのです。

たとえば—

「昔は〇〇で表彰されたんだよね」

「私って結構すごいと思うんだよ」

「あの人より私は頑張ってると思う」


こんな言葉が多い人は、無意識に「自分を大きく見せたい」人。
悪気はないのかもしれませんが、常に“自分中心”でしか物事を見られなくなっています。

そしてその話を聞かされる側は、どんどん疲れていくのです。


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  「聞いてもらう関係」には限界がある



最初のうちは、「まぁ話を聞いてあげよう」と思えるかもしれません。
でも、人間関係は“キャッチボール”が基本。
一方的に投げられるだけでは、いつか限界がきます。

あなたが話したいことがあっても、相手が話を奪ってしまう。
相談したい時に、「私のときもね」と話をすり替えられてしまう。
そんな瞬間が増えるほど、「この人とは話が合わない」と感じるようになります。

それは、あなたが冷たいからではなく、自然な反応です。
あなたの心が、「もう限界」とサインを出しているだけ。


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  離れる勇気=自分を大切にすること



では、そんな人とはどう付き合えばいいのか。

答えはシンプルです。
距離を置くこと。

無理に嫌う必要はありません。
でも、自分の時間や気力を消耗する相手とは、自然に距離を取っていいのです。

「冷たい人だと思われたらどうしよう」と不安に感じるかもしれません。
でも大丈夫。
あなたが離れることで、相手も少しずつ「聞いてもらえるありがたさ」に気づく可能性があります。

そして何より、あなた自身が「自分を大切にできるようになる」ことのほうがずっと大切です。


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  心地よい人間関係の特徴



では、どんな人と関わると心が安らぐのでしょうか。

それは—

話を「聞いてくれる」だけでなく「聞き返してくれる」人

あなたの言葉を否定せず、共感してくれる人

話していると時間を忘れるほど安心できる人


こうした関係では、お互いにエネルギーを与え合えます。
会ったあとに「なんか元気出たな」と思える関係こそ、本当に大切にすべき人間関係です。


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   「自分ばかり話してないかな?」と振り返ることも大切



そして、もうひとつ大事なのは、自分自身も“話しすぎていないか”を見つめ直すこと。

「聞いてもらう」ことは心の健康にも大切ですが、それが一方的になっていないか、ときどき振り返ってみましょう。
人間関係は鏡。
あなたが相手に優しくすれば、相手もあなたに優しくなります。


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  まとめ



「自分のことばかり話す人からは、離れるべし」
これは冷たい言葉に聞こえるかもしれません。
でも実際は、「自分の心を守る」ための大切な選択です。

話す・聞くのバランスが崩れた関係は、長続きしません。
あなたの時間と心は、もっと価値ある人に使うべきです。

無理して誰かの話を聞くよりも、
「お互いを大切にできる関係」を選ぶこと。

それが、あなたの人生を豊かにする第一歩です。


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💡今日のひとこと

 “人間関係の質が、人生の質を決める。”



あなたの心を疲れさせる人から、少しずつ距離を置いてみてください。
きっと、世界が優しく見えてきます。


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